1945年、フランスの画家・ジャン・デュビュッフェが、強迫的幻視者や精神障害者の作品を「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んだ。1967年には、パリ装飾美術館にて初めて展示され公的に認知された。
1972年、イギリスのロジャー・カーディナルが、社会の外側に取り残された者の作品で、美術教育を受けていない独学自習であるとして、概念を広げ精神障害者以外に主流の外側で制作する人々を含めたものを「アウトサイダー・アート」と名付けた。これには、プリミティブ・アートや、民族芸術、心霊術者の作品も含まれる。
日本ではアウトサイダーアートというと知的障害者、精神障害者あるいは精神病患者が精神病院内におけるアートセラピー(芸術療法、クリエイティヴ・セラピーの一種)などで描いた絵画と思われることが多い。しかしヨーロッパでは障害者アートがアウトサイダー・アートの市場に占める割合は全体の半分程度と見られている。芸術作品で生計を立てたり、既存の団体に発表することなく、独学で孤独に作品を作り続けた人達、刑務所などで初めて絵画に取り組んだ人達などの作品も含む。
幼時に見た幻覚を描きとめ、その恐怖を克服することから創作活動を始めた草間彌生。以降草間は、今日に至るまで幻覚や内面世界のヴィジョンを作品化し続けています。
「ぼくは放浪している時 絵を描くために歩き回っているのではなく、きれいな景色やめずらしい物を見るのが好きで歩いている 貼絵は帰ってからゆっくり思い出して描くことができた」
大本という新興宗教は、読み書きのできなかった出口なおの神がかかりによってはじまり、なおが昼夜問わず霊媒によって自分でもよくわからないままに神の言葉の自動書記を続けたとされるが、この「おふでさき」は造形的にも高く評価でき、また、なおの末娘の婿である出口王仁三郎(おにざぶろう)の耀?(ようわん)と呼ばれる楽茶碗は、特に学んだわけでもない王仁三郎による、赤、黄、ピンクなど華麗な発色を持つ芸術的な感性として、塩田純一が言及している。
このギャラリーでは特別支援教育関係団体の協力のもとに、障害のある子供たちが創作した絵画や書道等の作品を紹介します。
2017.10.10より、渋谷ヒカリエ SHOWCASE aiima にて、フォトグラファーでありコラージュアーティストである神崎千尋さんの個展「chihirobo×COLLAGE2」が開催されました。
アートの輪は、障がいのある方の作品を集めたオンラインギャラリーです。アーティストや作品は毎日更新中!
様々なテーマで、お子さんの作品を募集しています。
手始めとして、「一本の線」で描いた作品を募集しています。お子さんが初めて描いたクレヨンの「一本の線」でも良いし、パソコンソフトを初めて使って描いた「一本の線」でも良い。はたまた漫画好きな子供の描いた力作でも良い。何でも良いんです。何か、この場に載せて見たい作品があれば、送ってください。
絵の下の文字は、タイトルですが、お子さんが決めても良いし、親御さんが決めても構いません。無くても良いです。
「一本の線」を極めると、次のような作品もできます。
お子さんの創作した作品を募集して、ご紹介するのを主な目的としています。募集作品のジャンルや、作品の形態は、一切決めません。何でも良いんです。「こんなジャンルを作って欲しい!」と言うご要望がありましたらご連絡ください。創ります。
作品を保管する場所の確保が難しかったり、送料がかかってしまうでしょうから、電子データで送ってください。ペイントソフトを使って描いたり、紙に描いたものをスマホで撮影したものでも、構いません。どしどしご応募ください。
作品は、以下のフォームから送信してください。
将来的には、何かしらの方法で、皆様に還元していきたいと思います。