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経済と株式の10原則(株価、為替、市場予測、マーケット)

はじめに


経済と株式の10原則について概説しました。今後も、投資とは上手く付き合って行かなくては、ならない時代が到来しています。「株式は、ゼロサムゲームではない」「投資対象の選別化が進む」「相対的に預貯金が目減りしているようなもの」など、各アトラクションをお楽しみください。


目次


  1. 株式は、ゼロサムゲームではない
  2. 日銀のETF買が続く限り、株価は下がらない
  3. 日本の異次元の金融緩和策は、まだ続ける
  4. 米国の金利が上がると、円安ドル高になる
  5. インフレターゲット2%は、幻
  6. 新興国の金利が上昇している
  7. お金は、どこかに向かう
  8. 投資対象の選別化が進む
  9. 長期金利と配当利回りのバランス
  10. 相対的に預貯金が目減りしているようなもの

株式はゼロサムゲームではない


株式・商品などは、ゼロサムゲームではありません。基本的には、物価の上昇に従って、右肩上がりになります。よく株式の長期投資をおすすめするのは、そういう理由です。みんなが買えば、みんなが儲かるのです。ただし、バブルというものがあります。今が、バブルなのかどうなのかを判断しましょう。

日本株チャート
出典:YAHOO!ニュース

日銀のETF買が続く限り、株価は下がらない


日銀が、日本株のETFを買うという驚くべき行動をとっています。最初は、随分な冒険だと思いましたが、株価が上昇するのを見ていると、「国策に売りなし」ということでしょうか。ただし、ETF買の原則年6兆円の目安を削除して、株高局面の買を見送り、市場の混乱時に積極的に買う姿勢を明確にしました。さらに、買い入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみとすることを発表しました。つまり、上げ一辺倒は終了して、安定期に移行することになりそうです。TOPIXが、下がったところを買うのが、おすすめです。買うのは、時価総額の大きい銘柄が良いでしょう。

銘柄 寄与度
トヨタ自動車 3.4%
ソニー 2.3%
ソフトバンクグループ 2.0%
キーエンス 1.7%
任天堂 1.6%
武田薬品工業 1.4%
日本電信電話 1.4%
三菱UFJフィナンシャルグループ 1.3%
リクルートホールディングス 1.2%
第一三共 1.2%

出典:カブヨム


日本の異次元の金融緩和策は、まだ続ける


異次元の金融緩和は、まだ続けるそうです。これをやると、金利が上がりにくくなります。リスクオフになった時の「有事の円買い」にも、影響を及ぼしそうです。また、金利が上がらないと、銀行株が上昇しにくくなります。ただし、日銀は、将来のマイナス金利深掘りを可能にするため、金融機関に上乗せ金利を付ける制度もつくるそうです。その為、銀行にとっては、追い風だと言えるでしょう。

金融緩和策
出典:NIKKEI STYLE

米国の金利が上がると、円安ドル高になる


米国の金利が、徐々に上がっています。米国の金利が上がると、基本的には、円安ドル高になります。ドル買いが進むので、米国株が、相対的に下がります。また、米国は、2023年頃に金融緩和を終了することを発表しています。金融緩和をしないと、お金が増えないので、米国株が頭打ちになります。そして、米国株が下がれば、日本株もつられて、下がります。

米国金利
出典:三井住友銀行

インフレターゲット2%は、幻


日銀は、インフレターゲット2%を目標に掲げていますが、日本の人口減少・競争力の低下などを勘案すると、物価が、2%も上昇し続けることの方が、むしろ不自然と言えるでしょう。デフレの中で、知恵を絞って、経済活動をしていくのが、日銀に課された使命なのではないでしょうか。

CPI
出典:FXの兵法書

新興国の金利が上昇している


経済は、世界と繋がっています。そして、各国の金融緩和政策のしわ寄せが、新興国に及んでいます。新興国では、金利が暴騰して、インフレーションを起こしています。これが、火種になる可能性もあります。そうなると、リスクオフになって、日本株も下がることにもなるでしょう。

各国の長期金利
出典:ねくと豪ドル

お金は、どこかに向かう


金融緩和政策が、引き締めされると、株価の下げ要因になります。しかし、お金がなくなるわけではなく、どこかに向かいます。その動きを先回りすることが重要です。今後の大きなテーマは、金融引き締めなので、金利の上昇が見込まれます。そこで、ドル買いがおすすめです。また、株式投資でも、状況に応じて、循環物色をすれば、儲けは出るかも知れません。株式のセクターの循環物色もそうですが、新興株と大型株の循環なども有効です。

循環物色
出典:SBI証券

投資対象の選別化が進む


新型コロナウイルスの影響で、投資対象の選別化が、一気に進みました。巣ごもり消費とインバウンド崩壊で、ゲーム・通販が伸びて、宿泊・飲食が、沈みました。しかし、その動きが、逆行する可能性はあると思います。新型コロナウイルスで、業態転換した会社にも、要注目でしょう。

セクター別騰落率
出典:TRADING FLOOR

長期金利と配当利回りのバランス


預貯金の金利よりも、株式の配当の方がはるかに高いので、株式投資に魅力がありました。しかし、金利が上昇するのであれば、株式の旨みが薄れて、株式を売って、国債などを買う流れになります。

長期金利と配当利回り
出典:トウシル

相対的に預貯金が目減りしているようなもの


株価が上がって、経済が、上向きになっているような気がしているかも知れませんが、金融緩和によって、お金が、大量に増えています。これは、預貯金が、目減りしているようなものです。100万円の貯金が、例えば、98万円の価値に下がるようなものです。どこかに投資しないと不利益な時代が到来したのかも知れません。

預貯金の目減り
出典:おかねの小槌

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