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ユニバーサルデザイン公園|身近なユニバーサルデザイン


ユニバーサルデザイン公園


ユニバーサルデザイン公園とは

「ユニバーサルデザイン公園」とは、健常児や障害児者、お年寄り、幼児などが、分け隔てなく、一緒に遊べるように工夫された公園のことです。

ユニバーサルデザインは、「多様なニーズを持つユーザーに、公平に満足を提供できるように製品、サービス、環境や情報をデザインすること」です。

海外のユニバーサルデザイン公園

ユニバーサルデザインの考え方のベースには、1990年に施行されたADA(障害を持つアメリカ人法)があります。ADAでは雇用、交通、建築、通信の4つの分野で障害を理由とした差別を禁止しており、公園もその中に含まれます。

バウンドレス プレイグラウンド(米国)
滑り台

車椅子ユーザーでも楽しめる滑り台です。スロープを上って行き、車椅子から降りて、滑り台から滑ります。その後、介助者が、スロープを使って、車椅子を下に下ろします。

踊り場

滑り台のスロープの中継点では、比較的広い踊り場が設けられています。そこで、車椅子ユーザーがすれ違ったり、友達や介助者も含めて、交流したりできるのです。

遊び場

さらに、踊り場付近には、いろいろな遊び方のできるプレイパネルが備え付けられていす。

背もたれ付きブランコ

一番奥に見えるのが椅子型のシートのブランコで、中央の2つが一般的なゴム製ベルトシートのブランコ、そして一番手前にあるのがフットレストに5点シートベルト付きのシートのブランコです。このように、同じ場所に、異なる種類のブランコが取り混ぜて配置されているのです。これならば、多様な個性を持った子供たちが、一緒に遊ぶことができますね。

ウッドチップ

公園の至るところに、タイヤなどを細かく刻んだ再生ゴムチップを固めて作られたゴム舗装があります。これは、子供が転倒した時などの衝撃緩和の為や、車椅子やベビーカーでの移動を容易にする為などの理由です。こうした配慮も、なされているのです。

シェーンズ インスピレーション(米国)
向かい合うブランコ

背もたれつきのシート型ブランコが、向かい合うように逆方向に、2つ並んでいます。これならば、兄弟や友だちと一緒に乗って、お互いの表情が見れて、ブランコがさらに楽しくなりそうです。

時計
点字

複合遊具にある2種類のプレイパネルです。一方には時計の絵があり、時計の針は自由に動かせます。もう一方にはアルファベットの文字が、触っても分かるように彫り込まれています。そして、どちらのプレイパネルにも、細長い金属のプレートが付いており、それぞれの数字や文字に対応する点字が表記されています。そうして、幼い時から、遊びの中で点字に親しむことができるのです。

玉入れ

中央に、漏斗状の柱が立ってあります。その上部に、ボールを投げ込むと、三つある出口の一つから、出てきます。玉入れの遊具です。こうした、遊び心が、子供たちの創造力を磨くのでしょう。

ベンチ

交互に並べられたベンチ。何故このようにするかと言うと、車椅子ユーザーや介助犬が、列からはみ出さないための配慮なんです。本当に配慮が、行き届いています。

イベント

イベントの様子です。まさに多様性の共生社会が、ここにあります。

クイーンズランド・オーストラリア
手で動かすブランコ

右側のは、手で動かすブランコです。シートに座って手で持った左右の握りバーを、前に押し出したり後ろに引いたりすることで、徐々にブランコが揺れ始めます。実際に試してみると、かなり腕力とコツがいります。

電話

伝声管の仕掛けをもつ電話コーナー。ダイヤル部分の円いパネルはクルクルと回り、数字のゼロの位置には穴が開いています。ここで話した声は長い管を伝わって、コテージの床下にいる友達のところへ届きます。ゼロの位置が、動くのは、個性に合わせて、高さを変える為です。

ロケット・パーク(イギリス)
回転遊具

ピンクと水色に塗られた円盤の部分が、くるくると回る回転遊具です。段差がなく、車椅子ユーザーも、楽しめます。遠心力で飛び出さないように、安全装置も備えています。

ダイアナ・メモリアル・プレイグラウンド(イギリス)
募金箱

様々な太さの金属パイプを輪切りにし、側面に並べて形づくられた募金箱です。4本の枝先部分にある赤い投入口からコインを入れられるようになっていて、集まったお金は遊び場の維持管理に使われます。それぞれ自分に合った高さの枝からお金を入れられるという訳ですね。

オール・アビリティズ・プレイグラウンド(オーストラリア)
おしゃべりボード

聴覚や言語に障害があったり、発達障害などの子供の為のおしゃべりボードです。これで、話し言葉による意思の疎通に困難さを抱えている子供たちでも、コミュニケーションをとることができます。

ミルストーン・クリーク・パーク(米国)
電子遊具
遊具全体

音と光を使った電子遊具で、赤や緑に光る周囲のパネルをタッチしたりキックしたりして遊びます。内蔵された8つのプログラムには一人で遊べるゲームの他、二人で協力したりチームで競ったりするゲームもあり、小さな子供から大きな子供まで、声を掛け合いながら光を追って駆け回り熱中しています。その為、電子遊具の高さが、異なっているのです。

LATCPプレイグラウンド
吊り橋

渡る人の重みや動きに合わせて床板がしなるように揺れる吊り橋です。実際に渡ってみると揺れは穏やかで、足元がなんだかフワフワする感じ。不思議な面白さです。車椅子ユーザーも上りやすいよう橋の勾配は緩く、再生プラスチックを使った床板の細かな刻み模様には滑り止めの効果もあります。

リヴィズ・プレイス(オーストラリア)
壁画

メリーゴーランドの塀の表を飾っていたのは、青虫と蛹と蝶を描いたモザイク壁画。この壁画の陶板は、地元の特別支援学校に通う児童生徒によって制作されました。

ジョージ・グレーガン・プレイグラウンド(オーストラリア)
パネル

遊び場のあちこちに、アルファベットとその文字で始まる単語にそれぞれの点字と手話表現を記したパネルが、貼られています。視覚や聴覚に障害のある子供が、文字やコミュニケーションに興味を持ったり、多様な子供が友達になったりする為のものです。生物のイラストとQRコードのあるものもあり、生物の生態を学んだり、鳴き声を聞いたりできる仕掛けになっています。

ウィスラー・オリンピックプラザ・プレイグラウンド(カナダ)
センサリーウォール

このセンサリーウォールは、地元の作業療法士の方の提案が採用され実現したもの。2つの山は遊び場の正面にあるウィスラー・マウンテンとブラッコム・マウンテンを表していて、山肌を飾る葉っぱや雪の結晶のタイルは地域の子供たちが色を塗ったものだそうです。障害のある子供を含めあらゆる子供たちが、つるつるやザラザラのテクスチャーの違いを楽しんだり、のぞき穴から向こうをのぞいたり、チャイムで音を奏でたりと多様な感覚を活用して遊べる手作りのセンサリーウォールです。

サーモン・ベイ・スクール(米国)
ASD

小中学校の校庭に作られた公園です。主に、ASDの子供たちの為に、色々な配慮がなされています。例えば、大きなビー玉がたくさん並んだプレイパネル。 壁をなでるビー玉がゴロゴロ回り、滑らかでぼこぼこした感触と共に音も楽しめます。よく見るとビー玉の一つひとつに向こう側の景色が逆さまに映っているのも面白いですね。

ディスカバリー・プレイグラウンド(米国)
パルス・テニス

このパルス・テニスは、2~8人が青と黄緑の柱の列を挟んで二組に分かれ、それぞれの先端が交互に発する音と光を追ってタッチしていく対戦ゲームです。遊んでいる人の動きがちょっとテニスに似るのでこう名付けられました。視覚または聴覚に障害のある人も一緒にプレーできるよう「音」と「光」なんですね。単純ですが意外と熱中する子供や若者もおり、最近ではこうした電子遊具も人々の肥満防止や運動不足解消に一役買っているようです。

ハーモニー・ブランコ

二つ並んだ背もたれ付きブランコと普通のブランコ。実はこれ、障害のある子供とない子供が並んで乗れるだけでなく、一方の人がブランコをこぐともう一方も揺れる仕掛けになっている「ハーモニー・ブランコ」なんです。

チャイム

アート作品のようなたたずまいのチャイム。近年、アメリカのUD公園で人気の楽器系遊具メーカーによるもので、音色もとてもきれいです。ちなみに音がドレミファの順に並んでいないのは、弾き間違いなどを気にせずあらゆる人にもっと自由に音楽を楽しんでほしいからだそう。

ロータリー・プレイガーデン(米国)

車椅子ユーザーや歩行器の子供も、水に触れやすいように、色々な高さの水遊び場です。右の一番高いテーブルの縁にあるボタンを押すと、イモリのオブジェ付きの球体から水が流れ出ます。視覚に障害のある子供も、触って認識できる多種多様な魚のレリーフで彩られた壁も印象的です。

モーガンズ・インスピレーション・ウォーターパーク(米国)
ブランコ
噴水

「全ての人に素晴らしい思い出を」がコンセプトの「モーガンズ・インスピレーション・ウォーターパーク(Morgan's inspiration waterpark)」は、車椅子の人も何不自由なく楽しめるよう、パーク内専用の車椅子を開発。これは、空気の力で動くもので、手動のように疲れることもなければ、電動のようにバッテリーや水濡れに気をつける必要もナシという優れもの。噴水が出てくる遊び場では、体温を下げないために温水を使用。

身体障害だけでなく、パニック障害や認知障害の人、その付き添いの家族にも安心して遊んでもらうため、人混みにも気を配った対策がなされている。まず入場制限で「混みすぎ」を防止。さらにクワイエット・エリアを設けることでストレスを感じた人が休むことができるように配慮した。もしも迷子になっても大丈夫なように、ウォータープルーフのGPS内臓のリストバンドも配布。はぐれたらこれを使って、相手の現在位置を確かめることができるのだ。

実は、この公園、知的障害のあるモーガンさんの両親が、2010年に、総工費3400万ドル(約37億円)をかけて作ったテーマパーク「モーガンズ・ワンダーランド」が基になっているのだ。その敷地内には、障害がある人もない人も利用できることに配慮する「アクセシブルデザイン」を基に設計された観覧車や「冒険遊び場」、ミニ電車などがある。モーガンズ・ワンダーランドには開園以来、全米50州のほか世界67カ国から100万人以上の人が訪れた。スタッフの三割に障害があり、障害者は入場無料だ。

2017年、新たに「モーガンズ・インスピレーション・アイランド」も開園した。「7月は車いすの温度が熱くなり過ぎるので利用客は少なかったんです。それで隣りにウォーターパークを造ることにしました」それが、今回紹介した、「モーガンズ・インスピレーション・ウォーターパーク」である。建設費や設備費は合計1700万ドルに上った。利用客の4分の3は障害がない人で、テーマパークは意図した通りの効果を訪問者に与えているという。「(障害者と健常者に)多少の違いはあっても、実際は同じだと人々は気が付く」。ハートマンさんはこう語る。すべて、娘・モーガンさんの為である。

国内のユニバーサルデザイン公園

2006年12月に、いわゆる「バリアフリー新法」が施行されました。正式には「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」という名前です。

それまでは、「ハートビル法」(1994年)で建築物を、「交通バリアフリー法」(2000年)で公共交通機関等をと、まちのバリアフリー化は個別の枠組みで取り組まれてきたのですが、「バリアフリー新法」ではこれらを一本化した上、新たな施設が整備対象に加わりました。そのひとつが都市公園です。これにより、新設または改良される都市公園には「移動等円滑化基準」への適合が義務付けられ、また既存の都市公園には基準適合の努力義務が課せられることになりました。

さらに、2008年に、国土交通省が策定した「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」には、施設ごとに「幅○cm以上」「勾配○%以下」といった具体的で詳細な整備指針が記されています。

岡山県岡山市「浦安総合公園
浦安

芝生の小高い丘の頂上にある、巨大な船の形をした大型複合遊具。この公園のシンボル的な存在で、丘の下から見上げても迫力があります。船の甲板部分から地面に向かって2本の長いローラー滑り台(手前はより長く、中央奥は少し短い)と、1本の長いスロープ(左)が延びています。この3本の曲線は、ちょうど船を取り巻く波のうねりのようにも見えますね。しかし、スロープが曲線なので、車椅子ユーザーには、少し難があるそうです。

静岡県富士市「富士山こどもの国」
こどもの国

園内の説明や地図が書かれた案内板には透明のプラスチックカバーがあり、そこに点字による説明と凹凸の付いた触地図が表示されています。また案内板の前の地面や階段の上と下の部分は赤茶色に塗られ、白っぽい玉石が丁寧に並べて埋め込まれています。これはいわゆる点字ブロックの役割をしているのですが、玉石の描くきれいな模様はあらゆる人をさりげなく引きつけます。

鳥取県米子市「弓ヶ浜公園
弓ヶ浜

ここの砂場は段々畑のように、2段階の異なる高さの砂場を組み合わせて作られています。写真は、高い段の砂場を裏側から写したものですが、砂場の土台であるコンクリートの壁に3つの四角い空間があり、車椅子でアクセスすると四角いスペースにちょうど膝下が入り、テーブルのような高さで砂遊びをすることができます。

愛知県名古屋市「とだがわこどもランド
とだがわ

左の写真は、一方が普通のスロープ、隣は上にロープが渡されているスロープで、2つのスロープは距離も傾斜も同じです。ただ後者のルートでは、車椅子の子供が上のロープを両手で引っ張りながら坂を上ることができます。何気ない仕掛けですが、多少腕力のある子供は挑戦したくなる、そして達成感を味わえる、なかなか楽しい遊びのポイントです。

広島県庄原市「国営備北丘陵公園
備北1
備北2

メインデッキに導く九十九折の長いスロープには、ポールがあってジグザグに進んでみたり、屋根があって板張りの床の音が反響したりして、楽しめます。

東京都 立川市・昭島市「国営昭和記念公園
昭和記念公園

デッキ上の壁面には、四角い穴が開いており、そこから、曲がりくねった金属製の白いパイプが延びており、その先には、木の桶が、置かれています。これは、デッキの上から、ドングリを落として、音を楽しむ遊具です。視覚障害児者も楽しめます。

北海道札幌市「藤野むくどり公園」
むくどり

公園の一角には、小さな噴水があります。その音は「ジャー」でもなく「ザー」でもなく、まるで森の中を流れる小川のせせらぎを聞いているようです。実はこの噴水、「車椅子ユーザーからも水に触れるように」と小さな半径で作られたのですが、実際はやや届きにくく、アクセシブルにするには、「近さ」とともに「高さ」もポイントになることが分かったそうです。

兵庫県淡路市「淡路島 国営明石海峡公園
淡路島

通路の床が、大波小波のごとく波打っており、車椅子ユーザーにとっては、ちょっとしたアトラクションのように楽しめます。

ニュース記事

インクルーシブ公園の6割超「障害者と関わる機会がない」
6割

背もたれのあるブランコなどがあり、障害のあるなしにかかわらず楽しめる「インクルーシブな遊具」がある公園で、関連団体などが調査したところ、公園へ行くこと自体にハードルを感じている障害者がいることや、身内に障害者がいない大人の利用者の六割以上が、普段から「障害者と関わる機会がない」と答えていることが分かった。団体は「遊具を置くだけでは一緒に楽しむことにつながらない。環境を育てる必要がある」と指摘する。

調査では、身内や家族に障害者がいない大人百四十人のうち、子供のころを含めて障害者と関わる機会が、「よくある」「たまにある」が四十七人、「ない」が九十三人と答えた。調査では、子供から「障害って何?」や「障害がある子と会ったことがない」のほか、大人から「障害は自分と関係ない」という声も。障害児の家族が「子が大声を出して嫌な目で見られないか」、子に障害のない大人が「障害児にけがをさせないか」と互いに心配し合う様子もうかがえた。

東京新聞

【コメント】:確かに、インクルーシブな遊具を置くだけでは、障害児と健常児が仲良く遊ぶことにはならないでしょう。例えば、幼稚園や小学校の時に、課外授業で、健常児と障害児が一緒に、そうした公園に行くだけでも、随分違うのではないでしょうか。あるいは、市役所とかが、声をかけて、イベントを開くとか。とにかく、実際に障害児を呼んで、一緒に遊ばせる。子供の適応力ならば、難なく一緒に遊ぶことができる気がします。私も、障害のある子と交流したのは、小学校の体育館でやったボーリング大会の時でした。

2020/11/22:障がいのある子もない子も一緒に楽しめる! 日本初のインクルーシブ公園が開園
6割

2020年、東京都内に二つの公園が誕生しました。都立砧公園のみんなのひろば(世田谷区)、としまキッズパーク(豊島区)。この二つの公園には共通点があります。それは、障がいのある子もない子も、大人も子どもも、みんなが肩を並べて遊べる「インクルーシブ」な公園であること。都議の龍円(りゅうえん)愛梨さんが、都への働きかけを行い、実現に導きました。

年度内には都立府中の森公園内、そして渋谷区恵比寿にもインクルーシブ公園が完成予定です。インクルーシブ公園は、その地域の住むスペシャルニーズのある子とない子が一緒に混じり合って遊ぶことで、その公園を起点としてインクルーシブな地域コミュニティーを作っていくことが目的なので、区市町村ごとに1カ所はこういう公園ができるといいなと思っています。だって遠くのインクルーシブ公園に1時間もかけて遊びに行って、その地域の子達と混じり合って遊んでも、自分の住む場所に戻ってきたら孤独のままでしょ?

ヤフーニュース

【コメント】:こうした公園で、幼い頃から、障害児と健常児が、一緒に遊べば、偏見や差別もなくなっていくのかも知れませんね。それどころか、幼馴染の大親友になることだって、ありうると思うんです。障害児は、学齢が進むと、どうしても健常児の友達との接点が、少なくなってしまうので。そうした幼馴染は、将来、障害児者の助けになってくれることでしょう。

引用文献
  1. BBC
  2. みーんなの公園プロジェクト
  3. 国土交通省

身近なユニバーサルデザイン


身近なユニバーサルデザインの例

キャラマスク ディズニーツムツム
キャラマスク

マスクにプリントされるキャラクターの顔の向きをそろえることで、マスクをつけるときの上下がひと目でわかるようにデザインしました。その他にも、「おもちゃのユニバーサルデザイン」が、一杯あります。

標識(ピクトグラム)
トイレ

「非常口」「禁煙」マークなどの標識(ピクトグラム)は、誰が見てもわかるようにデザインされています。車椅子のマークや、女性トイレ・男性トイレなど、街を歩けば至るところで目にすることができますね。

幅の広い改札
改札

改札が広ければ、車椅子・松葉杖・ベビーカーを利用している人から旅行者で荷物がたくさんある人まで誰もが余裕を持って通過することができます。この広い改札のおかげで、多くの人が駅を利用しやすくなります。

シャワートイレ
シャワートイレ

シャワートイレはもともと、病院で手術後などのために使われていた医療機器でした。それを「一般の人にもシャワートイレの心地良さを享受できるように」とシャワーの位置・水温などを改良したのが始まりとされています。今では一般的なものとして広く普及しました。

缶

缶ビールなどのアルコール飲料の上部には、「ビールです」の表記と点字の突起が付いています。これは、この商品はアルコール飲料であることがわかるためで、目の見えない人や子供もジュースなどと区別ができるようになっています。

浴室ユニット
浴室ユニット
出典:TOTO

段差解消が難しいと抵抗が大きいのは浴室であったが、阪神淡路大震災後の復興住宅の建設に当たって段差無しの浴室ユニット開発が至上命題とされ、結果として民間の分譲マンションにもそれが普及した。今では家族用のマンション住戸で跨がないと入れない浴室ユニットは例外的にしか見られなくなっている。

ローカウンター
ローカウンター
出典:つくば市役所

車椅子ユーザーや子供でも、利用しやすいように、受付カウンターが、低く設定されています。

画びょう
画びょう
出典:コクヨ

安全対策のとられた画びょうです。

シャンプー
シャンプー
出典:バンダイ

シャンプー、リンス、ボディーソープの側面に突起を設けたアイデアです。

家電製品
駐車場

浜松市の取り組み

浜松市では、UD製品貸出、出前講座をしています。

UD製品貸出

「切り口に角度がついているので、めくりやすい。置いたままでも、簡単にめくることができる」と言うコクヨのノートなどを貸し出してくれるそうです。

UD出前講座

この講座は、小・中学生を対象に、地元企業の方を講師として学校へ派遣し、企業のUDに対する取組や考え方、また製品・サービスの工夫などをお話いただきながら、様々な人への配慮などUDについて学んでいただくとともに、子どもたちの目を社会に向け、職業について興味・関心を抱けるような内容となっています。


ユニバーサルデザインとは

文化・言語・国籍の違いや年齢・性別・能力の差異、障がいの有無に関わらず、出来る限り幅広い人々に適応すべきであるとして、施設や製品、情報などの設計を「誰もが能力を意識しないで使えるように、最初からできるだけ多くの人が使えるようにデザインしましょう」という考え方で生まれたのがユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザイン7つの原則

原則1:公平な使用

誰もが利用できるようにデザインするということです。たとえば自動ドアがこの原則にあてはまります。歩ける人も、車いすの人も、ベビーカーをおしている人でも、前にくると公平に開きます。

原則2:使用における柔軟性

幅広い人たちの能力に有効、ということです。右利きでも左利きでも使えるハサミなどがこれにあたります。

原則3:単純でかつ直感的な使用

たとえば「押すだけ」というような単純さで、簡単に使えるということです。

原則4:認識できる情報

情報がわかりやすく理解しやすい、ということです。駅のホームや電車の中など、案内表示とアナウンスの両方をおこなうことで理解を高めています。

原則5:エラーに対する許容

ちょっとした操作ミスがあったとしても、意図せぬ動作をしない、事故などにもつながりにくくする、ということです。

原則6:労力の軽減

負担が少なく快適で疲れにくいデザイン、ということです。

原則7:接近や利用のためのサイズとスペース

誰にでも使える大きさや広さがある、ということです。多目的トイレなどがその例です。

バリアフリーとユニバーサルデザインとの違い

バリアフリーは、「主に障害者や高齢者を対象に、障壁(バリア)を取り除くことを目的としていること」に対して、ユニバーサルデザインは、対象を特定せず、「できるだけ多くの人が利用可能であるデザインにすること」が基本コンセプトです。つまり広い視野でみれば、「バリアフリー」は「ユニバーサルデザイン」の一部と言えます。

引用文献
  1. WHILL
  2. 郡山市役所
  3. ウィキペディア
  4. 浜松市
  5. 家電製品協会

アイデアパークのアトラクション



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