「アップサイクル」とは、従来のリサイクルやリユース、リメイクのように、単に素材の原料化・再利用とは違い、元の製品よりも次元・価値の高いものを創り出すことを言います。サスティナブル(持続可能)なモノ創りの一つです。アップサイクリングとも呼びます。英語では、「upcycle」と言います。
プラスチックストローをアップサイクルして、オリジナル水着を作っています。
【公式サイト】:POLEIT
スポーツ用品のアップサイクルによって、スポーツウェアなどを作っています。
【公式サイト】:McLaughlin
バーバリーは、焼却処分を止めて、サスティナブル素材でアップサイクルをすることにしました。
【公式サイト】:Re Burberry Edit
Brewery Toast社は、レストランで廃棄されるパンを原料として、ビールの醸造に成功しました。
【公式サイト】:Toast Ale
オランダの首都アムステルダムの都市キャンペーンを行うI amsterdam、ファッションブランドのExplicit Wear、ガムをリサイクルした商品開発を行うGumdropは、ポイ捨てされたガムから、スニーカー「Gumshoe」を作ることに成功しました。
【公式サイト】:Gumshoe
ECOALFは、天然素材と、ペットボトル、漁網、タイヤなどの再生素材から、アップサイクルで服を提供しています。
【公式サイト】:ECOALF
ペットボトルをランプなどの家具にアップサイクルしています。
【公式サイト】:PET Lamp project
ドイツのスタートアップ「mimycri」は、アップサイクルでバッグを作っています。そのバッグの前世は、難民が乗っていたボートです。
【公式サイト】:mimycri
紙を原料として、アップサイクルにより、木のような素材を作り出しました。
【公式サイト】:NewspaperWood BV
ポイ捨てのガムをアップサイクルして、スケートボードの車輪を作りました。
【公式サイト】:INHABITAT
パイナップルのヘタを使って、アップサイクルにより、ドローンのバッテリーやプロペラを固定する胴体を作り出しました。
【公式サイト】:REUTERS
インドネシア・バリ島発のブランド「indosole」。廃タイヤから、サンダルをアップサイクルしています。
【公式サイト】:indosole
オランダの「Archivist」は、不要になったホテルのベッドシーツをシャツにアップサイクルしています。
【公式サイト】:Archivist
カミソリの刃を回収、アップサイクルして、ナイフ・フォークなどを作っています。
【公式サイト】:ALBATROSS
電子廃棄物をアップサイクルして、ユニークな時計を作っています。
【公式サイト】:VOLLEBAK
「レバノン・グリーンガラス・リサイクル・イニシアティブ(Green Glass Recycling Initiative Lebanon、GGRIL)」は、レバノンの爆発事故の破損ガラスをアップサイクルして、ガラス食器やインテリア雑貨を作っています。
【公式サイト】:GGRIL
韓国の自動車メーカーのヒュンダイは、自動車の素材をアップサイクルして、ファッション製品を作っています。
【公式サイト】:Re:Style 2020
スイスのブランド「FREITAG」は、トラックの幌布、自動車のシートベルト、自転車のチューブなどを用いた、機能性の高いバッグを作っています。
【公式サイト】:FREITAG
フィンランドのブランド「グローブホープ」は、素材の由来・アップサイクルのあり方をタグに示しています。
【公式サイト】:Globe Hope
フランスのデザイナーのマリーン・セル氏が手がけるアップサイクルブランドです。
【公式サイト】:MARINE SERRE
パタゴニアが、使用済みの製品を回収・分解して、再利用するアップサイクルのブランドです。