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【次世代原発】岸田首相が次世代原発の開発・建設検討指示の報道、関連株価上昇

今日のトレンドワード1位


2022年8月24日のトレンドワード1位は……

次世代原発


ポイント


小型原子炉(SMR)が開発中です。


時事ニュースピックアップ


岸田首相が次世代原発の開発・建設検討指示の報道、関連株価上昇

岸田文雄首相が次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討するよう指示するとの報道を受けて、東京市場では三菱重工業など複数の原発関連企業の株価が上昇した。24日午後に首相官邸で開くGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で明らかにするという。

日経新聞の同日の報道によると、新増設は想定していないという現在の方針を転換して中長期で電力確保を目指し、来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させる。電力不足や脱炭素の遅れといった2050年に向けた構造的な課題を解決するための対策と位置づけ、年末までに時間軸ごとに複数の対応をまとめるという。

今年6月に東京電力ホールディングス管内で初の電力需給逼迫(ひっぱく)注意報が発令され、翌月から全国で3カ月間の節電要請が出されるなど、電力供給問題が喫緊の課題として浮上している。岸田首相は7月、冬の電力の安定確保のため、最大9基の原発稼働を進めるよう経済産業相に指示していた。

日経新聞によると、首相は原発の運転期間延長の検討も指示する。現在は原則40年、最長60年と定めており、運転期間を実質的に延ばす方策を探るという。

Bloomberg

コメント

原発反対の声が、あまり聞かれなくなりました。

それだけ、電力の逼迫が深刻化しているのでしょう。

できるだけ安全な発電所の開発が、必要になってくるでしょう。


小型原子炉(SMR)とは


世界で注目を集めている小型原子炉は、本当に脱炭素の選択肢になるのか

小型原子炉(SMR)

小型原子炉(SMR:Small Modular Reactor)とは、出力が比較的小さく、パッケージ(モジュール)で製造される次世代原子炉を指す。IAEA(国際原子力機関)の定義によれば、出力が30万kW以下とされ、主流の大型炉(100万kW超)に比べると3分の1から4分の1ほどの規模となり、主流の大型炉よりはるかに小さい。なかには5,000kWというものもあり、マイクロ原子炉と呼ばれている。

実はSMRに近いものはすでに存在している。それが原子力潜水艦だ。潜水艦の内部には、数万kWの原子炉が入っており、それで電力をつくり、海中を走っている。

主流の大型炉より工期が短く、安全性が高いとされるSMRを導入しようと、各国が開発を進めている。10月12日、フランスのマクロン大統領は原子力発電分野での「破壊的イノベーション」に取り組むと宣言し、2030年までに10億ユーロ(約1,300億円)を投じてSMRを複数導入すると表明した。

各国の小型原子炉(SMR)

日本でも導入議論が高まりつつあるSMRは、次の4つ特徴を持つ。

  1. 安全性
  2. 短い工期
  3. 核不拡散
  4. 水素製造への利用も研究中
EnergyShift

コメント

小型原子炉は、これからも伸びていく業界のようです。


日本の小型原子炉関連の会社


コード会社名
1963日揮ホールディングス
5631日本製鋼所
6378木村加工機
6501日立製作所
6502東芝
7011三菱重工業
7013IHI
7711助川電気工業

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日本原子力文化財団

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