2022年9月28日のトレンドワード1位は……
薬を飲まない患者が、一番健康だったりして。
「エーザイ」は28日、アメリカの製薬会社「バイオジェン」と共同で開発しているアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ」について、最終段階の治験の結果を発表しました。
それによりますと、治験は2019年3月からアメリカや日本、それにヨーロッパなどで軽度の認知症の患者や発症の前段階の患者、合わせておよそ1800人を対象に行われ、2週間に1回のペースで薬を投与するグループと偽の薬を投与するグループに分けて、医師などが評価する形で患者の認知機能の変化などを調べました。
その結果、投与から1年半たった時点で、「レカネマブ」を投与したグループでは、症状の悪化が27%抑えられ、有効性が確認できたとしています。
「レカネマブ」は、アルツハイマー病の患者の脳にたまる異常なたんぱく質「アミロイドβ」に抗体を結合させて取り除くことで神経細胞が壊れるのを防ぎ、病気の進行そのものを抑えることを目的としています。
会社では、詳しい解析結果をことし11月にアメリカで開催される認知症の学会で報告するほか、来年3月末までにアメリカと日本、それにEUで承認申請を行うとしています。
NHK
アデュカヌマブに続く抗体医薬の開発がなされています。
色々な抗体医薬がありますが、素人目には、どれも似たような感じで、もっと違う発想の特効薬みたいなのを期待してしまいます。
抗体医薬というと、オプジーボなどを連想しますが、この「レカネマブ」の薬価は、どのくらいなのでしょうか。
米国で承認されたアルツハイマーの抗体医薬は、高額すぎて売れなくて、薬価を下げたそうです。
ところで、偽薬すら投与しない患者は、どのくらい悪化するのでしょうね?
医者にも行かず、薬も飲まない患者が、一番健康だったりして。
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