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【デジタルヒューマン】メタバースは、紙と鉛筆のようなもの

今日のトレンドワード1位


2022年10月17日のトレンドワード1位は……

デジタルヒューマン


ポイント


メタバースは、紙と鉛筆のようなもの。


時事ニュースピックアップ


AIアバターが同僚に デジタルヒューマンで変わる生活

デジタルヒューマンで変わる生活

リアルな人間を模した外見、そして人間らしい応対をする「デジタルヒューマン」。仮想空間「メタバース」時代の到来に向けて、進化が著しい。実際の著名人をデジタルヒューマンとして「売り出し」、広告に起用する事例も既に出てきている。

メタバースを語るうえで、欠かせない要素として「デジタルヒューマン」が挙げられる。メタバースが普及した将来、3次元(3D)インターネット空間で私たちは3Dアバター(分身)を通じて互いにコミュニケーションを取るようになる。

他方、機械(人工知能=AI)もアバターを通じて、私たち人類との対話を試みる。新たなコミュニケーションや生活の変化が起きるはずだ。

アバターの操作主が機械の場合、自然言語処理や機械学習を使った会話ロジックを用いて、私たちのサポート役や分身として振る舞う。一方、操作主が人の場合、私たちはアバターを通じてメタバース空間を探索し、メタバースならではの体験を楽しむ。

私たちの振る舞い、感情、性格を模した機械が操作するデジタルヒューマンが活動をするようになれば、簡単なディスカッションや調整のプロセスに人間が参加する必要性は低くなる。人間は重要度の高い案件だけに集中でき、本質的でクリエイティブな活動に注力することができるだろう。私たちの個性をアバターに投影した、いわば「個性がデジタル実装」されたデジタルヒューマンが複数の時間、複数の空間で活動することで、人間はその他の多様な活動に力を入れられるというわけだ。

また、デジタルヒューマンによって、メタバースでの「体験」はより充実したものになる。私たち自身が操作するデジタルヒューマンは、メタバースで自分の代わりに様々な「体験」をする。ショッピングでは、デジタルの演出を駆使することで、単なる試着にとどまらない新鮮な買い物体験を得られるようになるはずだ。デジタルヒューマンは、サービスを受ける側だけでなく、当然サービスを提供する側にも広がる。新たな「店舗体験」がメタバースでは求められる。

日本経済新聞

コメント


メタバースらしいものと初めて出会ったのは、「セカンドライフ」でした。

あれをやっていた時に、正直、「何が面白いんだろう?」と思いましたが、楽しむというよりは、必要になるもののような気がします。

紙と鉛筆があっても、面白くない。

それで、何を生み出すか。

そして、生み出したもので、何をするか。

メタバースとは、そうしたものではないでしょうか。

そういうわけで、ショッピングに関して言えば、少なくとも、今のネットショッピングなどは、メタバースで行うようになるし、実店舗の必要性も低くなっていくでしょう。

会社で言えば、同僚や顧客とも、メタバース上で、やりとりする。

前々から言われていることですが、それが、現実になるのです。

大いなるビジネスチャンス到来ですね。

旧来のビジネスをしている方は、少し焦った方が良いかも。



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