2022年10月24日のトレンドワード1位は……
投機筋が円買いをしていたらびっくり!
週明けの24日の外国為替市場では午前8時半ごろ、再び1ドル=150円台に迫ったところで、突然、円高方向に触れる動きがあり、円相場はわずか10分ほどで4円以上、値上がりして一時、1ドル=145円台前半まで値上がりしました。
市場関係者は「外国為替市場では早朝に円安が進んだあと円高方向に大きく変動しており、先週末に続き、政府・日銀による再度の市場介入があった可能性がある。市場での警戒感は高まっているが、日米の金利差や、日本の貿易赤字など円安が進みやすい状況は変わっていない」と話しています。
鈴木財務大臣は24日朝、財務省内で記者団の取材に応じ、市場介入について「私どもは市場を通じて投機筋と厳しく対じしている。そういう状況を考えてコメントしない」と述べました。
そのうえで24日の外国為替市場で再び円安が進んでいることについて「引き続き高い緊張感をもって為替の動向を注視している。投機によって過度に変動するということは、断じて容認できず、そういうときには必要に応じて必要な対応を取っていきたい」と述べ、今後も必要があれば市場介入も辞さないという姿勢を示し投機筋をけん制しました。
為替政策を担当する財務省の神田財務官は24日午前11時半ごろ、記者団に対し「投機筋によって為替が大きく変動し、過度な変動が国民の生活、ひいては世界経済に悪影響を及ぼすことは容認できない。今まで通り過度な変動、あるいは無秩序な動きに対して、適切な対応を取ることは変わらない」と述べました。
そのうえで神田財務官は「介入をしているかしていないかについては、これまで通り特にコメントは申し上げないという姿勢だ。きょう、何をしているかしていないかということをコメントすることは考えていない」と述べました。
日本経済新聞
投機筋を退治するような姿勢ですが、相手は、本当に投機筋なのでしょうか。
金曜日の深夜や月曜日の朝に介入をすると、一番困るのは、「貯蓄から投資へ」を実践しようとしている初心者の投資家ではないでしょうか。
土曜日の朝起きてびっくりして、月曜日に出社してびっくり。
投機筋の人々は、「サンキュー・クロダ」と言っているそうですが。
なんだか、為替介入というのは、経済テロ行為のようにも思えてきます。
為替操作国とも言われかねないし、本当にこれは、経済にとって、プラスなのでしょうか。
あと、介入資金は無限にあるというのは、どういうことでしょう。
謎が多い展開になって来ましたが、為替は、ほとんど動かなくなってしまいました。
FXをしている方々は、どこにお金を向けるでしょうね。
米国株かな?
でも、もっとびっくりなのは、政府・日銀の為替介入じゃなかったら……。
前も書いたかも知れませんが、「個人がウォール街を打ち負かした」というニュースがありましたが、どこかの国の個人投資家集団とかがやっていたら、とんでもないことになりそうです。
「個人じゃ無理だよ」というなら、投資会社の集団が、やっているとか。
回り回って、投機筋がやっているとかね。
政府・日銀は、その真偽を明らかにすべきだと思います。
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