スポーツは道具が必要な場合があったり、運動神経や体力というハードルがあったりと、決して誰もができるとは言いきれない側面がある。だから自分には無理といって諦めていた人も多いはずだ。そんな人におすすめなのが、近年注目が高まっているAR技術を利用して開発されたテクノスポーツだ。現在、学校の授業や部活にも取り入れられているというテクノスポーツ。AR技術とスポーツのコラボレーションによって生み出される新しいスポーツの形とその可能性とは? テクノスポーツ業界のリーディングカンパニー、株式会社meleapのCEO福田浩士氏に話を伺った。
福田氏が開発したテクノスポーツ「HADO」では、プレイヤーは頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着しゲームを行う。1ゲーム80秒。AR技術によって出現する、相手プレイヤーの前にある4枚のライフをどれだけ多く打ち抜き、点数を稼ぐかによって勝敗が決まる。一度にゲームできるのは1チーム1~3人まで。1対1の個人戦や3対3で役割を分担しながらのチーム戦もできる。
コミュニケーションを生む「チーム制」と「言語不要」だから世界中誰でも楽しめる点が、受けたのだと分析。現在すでに世界36ヵ国、216万人がこのゲームを体験している。中には、中東の王子がシステムを購入したり、イギリスでは軍隊で取り入れられ、兵士たちがレクリエーションとして行っているという例もあるのだそうだ。「プレイヤーが身に着けるヘッドマウントディスプレイやアームセンサーにはiPhoneやiPodを使っています。それに加えて言語が不要なのでどこにも持って行けるし、ローカライズの必要もないので海外展開しやすいんです」そういったユニバーサルな仕様から、現在はすでに国際大会なども開催されており、世界中で盛り上がりを見せている。
パラサポWEB
障害があったり、大人でも子供でも一緒に楽しめる点で、素晴らしいシステムだと思いました。
今から約3年前、イタリア在住の独身男性・ルカが生まれたばかりの女児を養子にした。女児はダウン症であったため母親に捨てられ、20家族が養子縁組を見送っていたという。
実はルカさんは14歳の時に親友をがんで亡くしたことをきっかけに、病気で苦しむ人や障がいを持つ人々を助けるボランティア活動を始めるようになった。そして2002年、25歳の時に男性のパートナーと恋に落ち、その5年後には2人でチャリティー団体を設立。「障がいを持つ子を養子にしたい」と考えていたが、2013年に破局した。
その後、「家族が欲しい」と真剣に考えるようになったルカさんは2017年、養子縁組の申請書を提出した。スタッフには「イタリアには厳しい規制があるため、同性愛者で独身男性のあなたには、障がいを持っていたり問題行動がある子しか紹介できない」と念を押されたものの、ルカさんはどんな子であっても受け入れる覚悟はできていたという。
Techinsight
お子さんの幸せそうな表情が印象的です。それにしても、ゲイの独身男性に、養子の制限があるのもどうかと思いますが。
フェルスタッペンはポルトガルGPのFP2でストロールと接触した際、『retard』や『mongol』といった言葉でストロールを罵った。『retard』は知的障害者などを揶揄する言葉であり、『mongol』も“モンゴル人”という意味の他に、かつてはダウン症患者を揶揄するような意味でも使われていた単語であったため、フェルスタッペンは各方面から激しく非難され、慈善団体の『モンゴル・アイデンティティ』が公式に謝罪を求める事態にまで発展した。
モンゴル・アイデンティティはこれに合わせ、辞書の出版社に“モンゴル”という単語の辞書的意味を再定義し、明確にするよう求める運動を行なうことを発表した。
motorsport.com
どうして、そんな言葉を発したのか。偏見に満ち溢れていますね。ただ、辞書から削除するのは、どうかと思います。色んな辞書があって良いように思います。
ダウン症の俳優、ザック・ゴッツァーゲンの「映画スターになりたい!」という夢を知ったタイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツの両監督が、彼の願いを叶えるために制作した作品で、老人の養護施設に暮らすザック(ゴッツァーゲン)が、訳あって逃亡中のタイラー(ラブーフ)と出会い、ボートに乗って旅に出るという物語。2人の凸凹コンビぶりが笑いと感動を誘うのはもちろん、ハンディキャップを抱えた青年と孤独なはみ出し者が心を通わせ、知らない世界や新たな出会いを体験していく様子が、前向きになれる勇気をくれる。
YAHOO!ニュース
実際のダウン症者のザック氏が、登場します。こうして、障害を扱う映画に、障害者が登場する映画が、とても増えて来て、高い評価を得ています。そうして、少しずつ障害が社会に受け入れられていくと良いですね。
第73回カンヌ国際映画祭やバンクーバーなど世界中の映画祭に正式出品され観客を感動で包んだ、ニル・ベルグマン監督の最新作『Here We Are』(英題)を『旅立つ息子へ』の邦題として、3月26日(金)にTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開することが決定しました。
最愛のわが子の巣立ちという、親であれば誰にも訪れる別れのとき。息子に全人生を捧げた父が辿り着いた答えに、世界中が爽やかな感動に包まれた親子愛の傑作が誕生した。
世界でいちばん愛する息子のために、キャリアも妻も捨てて、子育てに人生を捧げてきた元グラフィックデザイナーの父。「金はなくても愛がある」と田舎に引っ込み、息子と2人だけの世界を楽しんできた。ところがある日、彼らに突然の試練が訪れて──。
自閉症スペクトラムを抱える息子を全力で守る父と、父の愛を受けとめて心優しい青年に成長した二十歳の息子。このふたりの結末に、「国境を越えてどの国の親でも共感できる作品」「本当に"染みる"という体験」と深い余韻を残し、絶賛の声があがっている。
障害者.com
障害に関する映画が、続々と製作されて、注目されています。こうして、どんどん社会に浸透して、理解してもらえると嬉しいです。
特別支援学校ではなく、友達のいる中学校に戻りたい――。交通事故で下半身マヒの障害を負った静岡県伊東市の中学2年の女子生徒が、同市の小野達也市長に訴えた。市長は「後に続く人たちのためにも」と受け入れ環境の整備に取り組むことを約束した。
障害者の就学先は、原則として特別支援学校とされていたが、2013年の学校教育法施行令改正で、本人や保護者の意向を最大限尊重することになった。さらに障害者差別解消法で、学校側には、受け入れのための「合理的配慮」をすることが義務づけられている。市教育委員会によると、愛唯さんを受け入れるには、階段への昇降機の設置や段差の解消、介助員の配置などが必要になるという。
朝日新聞デジタル
障害者差別解消法の威力が、徐々に発揮されています。社会が、どんどん共生に向かって行けば良いと思います。友達と一緒に学ぶ機会を与えてあげてください。
昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社(所在地:大阪市生野区、代表取締役社長:大栗 康英)が販売する「mahora(まほら)ノート」のラインナップ拡大に向け、1月19日から2月20日までクラウドファンディング( https://camp-fire.jp/projects/view/352271 )に挑戦します。
mahoraノートは、発達障害者を支援する一般社団法人UnBalance(大阪市平野区/代表:元村 祐子)と共に、発達障害の当事者約100人の声を集めて開発し、昨年2月に当社初のオリジナル商品として発売したものです。販売拡大とともに寄せられた新たな要望に応え、2種から36種に一挙にバリエーションを増やします。クラウドファンディングを通じ、多様な困りごとを抱える方々に知ってもらい、役立ててもらいたいと考えています。
@Press
ニュース記事では、当事者の声を聞いて、本当に色々考えてノートが作られていることが伝わって来ました。また、その発信方法も素晴らしいと思いました。
「コロナと闘う人々への応援歌を、聴覚障害者にも届けたい」−。昨年、新型コロナウイルスが感染拡大する中、活動を自粛していた音楽家と一般の人々がリモートでつながって制作した歌「Be One」を、全国各地の人々が手話で表現した動画が注目を集めている。千葉市の会社員yukaさんが動画制作の中心となり、これまでの参加者は北海道から沖縄までの延べ約180人に上る。
「Be One」は、昨年四月の緊急事態宣言下に制作された。コロナ禍に生きる人々を励ます内容で、動画はネット上で公開され話題を呼んだ。yukaさんは「この曲に背中を押された」と話す。「聴覚障害者を含めもっと多くの人々に知ってほしい」と考え、興味のあった手話で表現することを思い付いた。
多くの人々がマスクを着用する現在、聴覚障害者は口の動きが読み取れず、意思疎通に困難を感じる場合が多い。「手話はぬくもりのある表現。動画を通じて手話を知り、耳の不自由な人に自然と意識が向くようになってほしい」とyukaさん。「コロナの歴史を語る時のエピソードになれば」と願い、これからも動画を作り続ける。
東京新聞
手話が必要な方だけでなく、一般の人にも、素晴らしい勇気をもらったような気がします。
厚生労働省は17日までに、2020年6月1日時点の民間企業で働く障害者は57万8292人だったと発表した。前年から3.2%の増加で、17年連続で過去最多だった。対象企業の従業員に占める割合である雇用率も2.15%で過去最高を更新した。障害者雇用促進法に基づく法定雇用率の2.2%には届かなかった。
障害種別では、身体障害者は35万6069人(前年比0.5%増)で最も多かった。知的障害者は13万4207人(同4.5%増)で、精神障害者は8万8016人(同12.7%増)。
法定雇用率を達成した企業は全体の48.6%に当たる4万9956社。産業別では、雇用率が最も高かったのは医療・福祉の2.78%で、農林漁業と生活関連サービス業・娯楽業が2.33%で続いた。最も低かったのは教育・学習支援業の1.71%だった。
日本経済新聞
民間企業も、着実に障害者を雇用してくれています。本当にありがたいことです。コロナで職を失った障害者も多いと聞くので、その辺りが心配です。
2004年からダウン症の出生前診断がすべての妊婦に提供されるようになったデンマークでは、ダウン症の子供の出産数が急速に減少した。2019年に生まれたダウン症の子供は、人口約581万人のデンマークで、18名のみだった(アメリカでは毎年約6000人のダウン症の子供が生まれている)。
教師のグレーテ・フェルト=ハンセン(54)は、デンマーク全国ダウン症協会の会長を務めている。彼女自身も、18歳になるダウン症の息子を持つ母親だ。数週間に一度ほど、グレーテには見知らぬ人から電話がかかってくる。そして、まずこう聞かれる。「ダウン症の子供を育てるのは、どんな感じですか?」と。グレーテは、連絡をしてくる人々に次のように説明する。「そう、カール・エミルは読むことができます。彼のノートは、注意深く正確な文字で書かれた詩で埋め尽くされています。幼い頃、彼は運動とスピーチのセラピーを必要としていました。彼は音楽が好きで、彼の金縁眼鏡は、お気に入りのデンマークのポップ・スター・モデルです。すべてのティーンエイジャーと同様に、気難しい時もあります」
デンマークは表面上は、障害に対して特に冷たいわけではない。ダウン症の人々は、ヘルスケアや教育を受ける権利があり、幅広く柔らかい足に合った特別な靴の費用まで援助される。
遺伝カウンセラーで、米サラ・ローレンス大学の学生部長であるローラ・ハーチャーは言う。「もし私たちの世界に介護が必要な人、弱点のある人がいなかったら、私たちは人間というものの一部を失うことにならないでしょうか」
YAHOO!ニュース
徹底した対応だと思いますが、正しいのでしょうか。
「会話を文字にしてくれる装置」があれば、といつも思います。「そういうアプリ、前からあるんじゃない?」と言われるのですが、変換に時間がかかったり、誤変換が多かったりなど、リアルタイムの会話ではなかなか頼れない…という感じでした。変換の精度が高く、タイムラグが少ないものは難しいのだろうな…と半分諦めかけていたのですが、日本や世界で「音声文字変換」の研究は様々な企業や研究機関で行われ、そしてコロナ禍で進歩していることを知りました。
このアプリは、スマートフォンであらかじめ立ち上げておくと、マイクで拾った会話の音声をクラウドに送り、そこで文字化の処理をして再びスマホに送って画面に表示するという仕組みになっています。クラウド上の変換技術には、同社が検索分野で蓄積した膨大な「ことば」のデータが用いられ、変換の精度とスピードの向上につながっているのだそうです。
障害当事者が現場にいることによって生まれた機能の一つに、サウンドアラート機能(=音を検知して通知する機能)があります。これは、聴覚障害のある社員が、言葉を文字に変換するだけでなく、犬が吠えている、ドアをノックする音などの音を通知するのも重要だと考えたからだと言います。
NHK
奇しくも、コロナ禍で、色々な技術や文化が進歩しました。確かに、会話を文字にするのは、前からあった発想かも知れませんが、「サウンドアラート機能」は、素晴らしいアイデアですね。
京都府京都市にある『革靴をはいた猫』は、知的障害がある藤井琢裕さんと発達障害がある丸山恭平さんが働く靴磨きと靴修理の店だ。「障害者が働いている」とは謳っていないが、弊誌を含めたメディアがそこに焦点を当てて取材をするのは、障害者の社会参加を促し、ノーマライゼーションを実現したいと考えているからだ。
宮﨑さんは言う。「吃音がある、ないにかかわらず、誰にだって言葉を発しづらいタイミングがあります。障害がある、ないにかかわらず、誰にだってできないことはあります。突き詰めていくと、経験・練習不足を『できない』の言い訳にするのはもったいないと思うようになりました」。さらに、「本人が『できるようになりたい』と思っているかが大切で、他人が『今、できないから』と、その人の可能性を見限る姿勢こそが障害ではないか?」と考えを深め、障害とは「人の可能性を見限ること」という答えを導き出した。「それは障害者に対してだけでなく、健常者にも自分にもあてはまること」と宮﨑さん。魚見さんと後藤さんも、「できないから」と日常的に可能性を見限っていた自分に気づいたと言う。
『樹林』時代は時計が読めず、お金の計算も苦手だった藤井さんが、「仕上がりの予定は14時30分です。2足で5500円になります」と接客し、人との会話を極力避けていた丸山さんが、「いらっしゃいませ」と外国人旅行者を笑顔で店内に導いている。「障害」を感じさせない接客だ。
BIGLOBE
障害のある方は、類いまれなる向上心を持っているんでしょうね。この記事には、その成長が描かれていました。そして、丁寧な仕事をする姿が想像されます。本当に素直で一生懸命に働く。そこが、広まって行けば、共生社会への扉は開かれるのかも知れない。
多くの精神疾患者は不眠症をともなっていると言われています。 不眠症の主な治療は薬物投与や認知行動療法が中心です。そのほかに寝る前に軽くストレッチをするとリラックスして眠りやすいといわれています。ですが、皆さんが毎日使うかけ布団の重さによって睡眠の質が大きく関わっているのをご存知でしょうか?
近年、スウェーデンのカロリンスカ医科大学附属病院の医師たちの「重い毛布」に関する研究により、重度のうつ病や双極性障害、全般性不安障害、ADHDのある患者の不眠に対して不眠や日中の活動レベルも改善されることがわかりました。また、さまざまな素材が試され、その中で最も効果が高い素材とわかったのが金属性のチェーンだったのです。この研究結果は2020年9月15日発行の「Journal of Clinical Sleep Medicine」に掲載されました。
障害者.com
確かに、重い布団の方がよく寝られる気がします。しかし、それを研究で突き止めたのは、凄いことだと思います。元来、医療用で高額でしたが、今では、ニトリなどでも、安価なものを購入できるそうです。
生まれつき手の先がない6歳の男の子・陽喜くん。一般的な義手では指先が動かせないため、陽喜くんの手はいつも「グー」のまま…。「パーの手がしたい」という願いをかなえるため、両親は、陽喜くんに筋電義手を使う訓練を受けさせることにしました。
「筋電義手」とは、脳から筋肉に送られる微弱な電気信号を読み取り、本人の意志で開いたり、閉じたりできる「人工の手」です。子どもが使いこなせるようになるには、時間をかけた訓練が必要で、陽喜くんは、片道2時間かかる病院へ通い続けました。
陽喜くんの生活に欠かせないものとなった筋電義手。子どもの義手は成長に伴って、調整や買い替えも必要ですが、筋電義手を巡っては、保険制度が十分ではなく、訓練施設も少ないため、誰もが手にできるわけではありません。
筋電義手を望むすべての子どもたちに、「パーの手」を行きわたらせることはできないのでしょうか…。
読売テレビニュース
大学院の時に、筋電義手のことを初めて知りました。以来、時々思い出してみたり、サイトや少説にも書いてみたりしましたが、想像していたのと違うメカニズムだったので、ちょっとびっくりしました。「人工内耳」のように、電極を埋め込むイメージだったので、取り付けて訓練する方法は、考えてませんでした。確かに、この方法ならば、手術とかの必要がないので、ハードルは少し低くできるのかなと思いました。あと、訓練用の筋電の計測器のようなのがあれば、訓練中に安く簡単に訓練ができるかも知れないと思いました。
11日は「成人の日」。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの自治体で式典が取りやめになる中、県内では約1万2900人の新成人が大人への一歩を踏み出す。ダウン症のある長崎市の峰史子さん(20)は、家族に愛され、地域に支えられ、人生の門出を迎えた。母、夏代さん(59)は感慨深げに喜びをかみしめる。「この子のおかげでいろんな縁をもらった。本当にうれしい」
「大人の仲間入り」を家族も祝福する。次男(26)は「史子と飲む」とチョコレート味のお酒をプレゼント。長男(27)は大みそかに、史子さんが好きなアイドルグループ「嵐」の生配信ライブを視聴できるよう環境を整えてくれた。11日には夏代さんが成人の時の振り袖を着て、髪もきれいに整え、家族写真を撮る予定。着飾った娘の姿を思い、うれしさが込み上げ、夏代さんの口から漏れた。「娘を産んでよかった」
取材中、夏代さんが席を外した時、史子さんにいくつかの質問をした。恥ずかしがり、はにかむばかりだったが、一つだけ、しっかりと答えてくれた。「家族はみんな仲良しですか」「うん。大好き」そう言うと、また恥ずかしがり、両手で顔を覆った。
YAHOO!ニュース
史子さんの姿が、目に浮かぶような記事です。私も、小説を色々書きますが、どうしても劇的なのを考えがちです。でも、落としどころは、ベタで良いんだな、なんてことも思います。小説と実話は、違いますが。とにかくこうして、成人を迎えられて、家族と楽しそうに過ごすことが、ニュースになる。素直に良いことだと思います。
今治市阿方の作家河北康佑さん(25)の花を題材にした絵画作品がこのほど、伊予銀行(松山市)の「こどもよきん口座開設キャンペーン」のプレゼントグッズに採用された。同行が3月31日まで配布しており、河北さんは「とてもうれしい」と満面の笑みで話している。
今回採用されたのは「おえかきちょう」と「大学ノート」の表紙。桜やヒマワリなど花をテーマにした油絵4点で、おえかきちょうの一部ページに作品をモチーフにした塗り絵、大学ノートの各ページには作品に登場するカタツムリが描かれている。
愛媛新聞
地方銀行が、こうして、障害児者の作品を取り上げてくれる時代になったんだな、と感慨深いです。もちろん、多様性やインクルージョンの活動の一環としてでしょうけど、社会も、それを受け入れ始めている証拠でしょうね。
50年以上前に建てられた団地の一室に惣菜屋を作ったら、「空き室」「買い物困難」「孤食」「コミュニティー再生」が解決、「一石四鳥」の取り組みが注目されています。
日テレNEWS
こうして、空き室を利用して、色んな商売ができそうですね。団地は、一種のスマートシティとも言えるかも知れません。高齢化が進みますが、こうして、みんなで集まる場があるのであれば、生きやすい世の中になりそうです。
サッカー国内3大タイトルの一つ、ルヴァンカップの決勝戦が4日に行われ、普段は地域の福祉事業所で働く知的障害者が会場の準備に携わりました。社会参加への「きっかけ作り」を目的とした、Jリーグ初の取り組みです。
参加者はボランティアに声をかけられながら机やいすの消毒作業にあたり給料として2000円を受け取りました。
YAHOO!ニュース
知的障害者に仕事をくれることはとてもありがたいんですが、2000円って、なんですかね。コロナの消毒と言う危険を伴う仕事を一日やって、2000円。同一労働同一賃金の世で、少し変なのではないでしょうか。それって、共生社会じゃないんじゃないかと思いました。
自宅にいながら三重県内の観光を楽しめるオンラインツアーを、県が計画し、参加者を募集している。ツアーでは観光地でのバリアフリーの取り組みを紹介。コロナ禍で、移動やコミュニケーションに難しさを感じている障害者や高齢者らに三重の魅力を知ってもらい、将来の観光誘客にもつなげようという狙いだ。
募集しているのは、伊勢神宮内宮前のおかげ横丁を案内する聴覚障害者対象の「オンラインバスツアー」と、車いすでも楽しめる伊勢神宮などを紹介する「バリアフリー観光 三重オンラインツアー」の二つ。
県観光政策課の担当者は「今はコロナ禍で出かけづらくても、ツアーでバリアフリーの取り組みを知ってもらい、実際に訪れてほしい」と話している。
朝日新聞デジタル
聴覚障害者の方や車椅子ユーザーの方以外にも、広げて欲しいですね。かつて、飛行機ができて、気軽に海外に行けたように、インターネットができて、気軽に伊勢神宮参拝ができる。ちょっと違うぞ、と言う意見もあるでしょうが、特に障害児者にとっては、オンラインツアーは、飛行機と同じくらい凄いこと。
宮崎県延岡市に去年、焼き芋自販機が登場!障害者の収入アップにつなげようと設置したという。
日テレNEWS
焼き芋の自販機を作って、利益が出るのかとも思いましたが、毎月20万円の売り上げがあるそうです。さらに、「農福」により、焼き芋を作るのも障害者だそうです。晴れの日は農作業、雨の日は焼き芋のパック詰め。素晴らしい考えだと思いました。そして、それを買ってくれるお客さんがいる。
ダウン症の書家・金澤翔子さんが、東京パラリンピックの公式ポスターの文字を書いた。コロナに関して、「コロナに『人を殺しちゃいけない』と言ってます。コロナなんかに負けないで、やっちゃえと思います。コロナに勝つ、五輪に勝つ、人生に勝つ」と語った。
そんな翔子さんの夢は、ユーチューバーになることだった。
産経新聞
自分で撮影して、自分で編集して、ユーチューブにアップできるそうです。もちろん、知的障害の程度が、軽度なのかも知れませんが、凄いことです。根が、努力家なんでしょうね。ユーチューブで、ダウン症児者が、自ら発信する力は、並のものではないと思います。どんどんやっちゃえと思います。
障がいをもった兄弟姉妹がいる人(健常者)をひらがなで表記する「きょうだい/きょうだい児」と言います。現在、障がい者は統計学上、人口の1割程度存在しています。1人の障がい者に対して2人以上の「きょうだい」がいるケースもあり、障がい者数とほぼ同等の「きょうだい」がいると想定されます。
そこで、今回、「きょうだい」に焦点を当てた映画が、上映されることとなりました。
【映画の概要】
短編映画『ふたり~あなたという光~』
本編約45分。
2021年1月29日公開
監督・脚本:佐藤陽子
プロデューサー:三間瞳
出演: 中西美帆 熊木陸斗 納葉
【あらすじ】:障がい者(精神障がい)の妹・希栄がいる姉のぞみ(中西美帆)は、 恋人である崇(熊木陸斗)に希栄(納葉)の存在を打ち明けられていない。ある日プロポーズをされたことをキッカケに希栄の存在を知らせたところ、崇は困惑してしまう。そこから 障がい者家庭特有の悩みに次々と直面し、“普通”の人生とは程遠い自分の人生に絶望し、のぞみは崇との結婚を諦めようとする。ところが、あることをキッカケに改めて自分の人生を考え直していく。
BIGLOBE
長らく「きょうだい」に関しては、サポートのない状況でしたが、SNSのおかげで、きょうだいの交流が盛んになっています。そうした背景もあってか、こうして、「きょうだい」に焦点を当てた映画ができました。大きな一歩だと思います。社会は、どんどん多様性を発信し始めました。あとは、時間はかかるかも知れませんが、それを受け入れるだけです。
翔子さんが「勝」を選んだ3つの理由を、母・泰子さんが解説してくれた。翔子さんは、コロナを「コロ太郎」と呼び、一番大事な母親の命を奪うかもしれないコロナに「勝つ」ことが大切だと考える。
もう一つが、五輪で「勝つ」ことだ。コロナ禍で一年延期して今夏開催予定の東京五輪・パラリンピックには、世界の多くの選手たちが参加を望んでいる。その選手たちをぜひ応援したいのだという。
最後は人生に「勝つ」。どういう意味なのか。翔子さんは、自分が成し遂げた業績を誇ることはない。彼女が幸せだと感じるのは、愛する母、そして地元、久が原の商店街(東京都大田区)の人たちと過ごす楽しい時間なのだ。
「新年の一字」は、産経新聞が支援する英語ニュース・オピニオンサイト、JAPAN Forwardが、翔子さんと二人三脚で活動する母親の泰子さんに提案して2018年にスタートしました。
産経新聞
素晴らしい取り組みですね。翔子さんの「新年の一字」も良いけど、それを海外に向けて発信する。日本ならではの「書」を突破口にして、障害への理解が深まると良いですね。