『天気の子』の聖地である代々木会館。陽菜が晴れ女の能力を授かるシーンなど、本作で「もっとも重要な場所!」と言っていいほどのロケ地です。代々木会館は代々木駅のすぐそばにありましたが、現在はすでに解体されています。ちなみに、劇中の神社は、屋上にはありません。
神社の聖地は、「朝日稲荷神社」です。銀座の大広朝日ビルをエレベーターで8階まで上がり、屋外の非常階段を昇れば到着です。1階にJTB銀座店があるので目印となります。「朝日稲荷神社」はかなりキレイに管理されており、清々しい気分にさせてくれます。日曜・祝日は参拝できないので注意してください。
スタジオジブリの「となりのトトロ」の舞台は、埼玉県所沢市近郊だそうです。そう言う縁もあって、所沢市は、2020年の市制施行70周年記念事業の一環で、「となりのトトロ」モニュメントを設置しました。
東京都は、1993年(平成5)江戸東京博物館の分館として、敷地面積約7haを擁する「江戸東京たてもの園」を建設しました。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。「千と千尋の神隠し」は、この建造物を大いに参考にしたそうです。
「もののけ姫」は、青年アシタカと犬神に育てられた少女サンを中心に、自然を破壊する人間と神々との戦いをテーマにした壮大なスケールの映画。物語の舞台は深い緑に覆われた幻想的で美しい森。この森は、苔や清流が美しい森があり、古代からの自然が今もなお残っている鹿児島の「屋久島」や、ブナの原生林が有名な青森の「白神山地」を参考に描かれています。どちらのスポットも、映画の登場人物が今にも現れそうな雰囲気でおすすめ。
「亀有公園前派出所」に勤務する警察官、両津勘吉(通称:両さん)の日常生活をテーマにしたギャグマンガ。主な舞台は東京都の亀有や浅草など。「亀有公園」は実在しますが、「亀有公園前派出所」は実在しません。JR亀有駅周辺の路上には制服姿をはじめ、さまざまな格好をした両さんの像や他登場人物の銅像、駅から徒歩約5分の商業施設「アリオ亀有」内には、このマンガをテーマにした「こち亀ゲームぱーく」があります。また、作中に登場する「亀有香取神社」でも両さんの像に会えますよ!ぜひ、訪れてみてくださいね。
日本を代表するアニメ・マンガ「ドラえもん」ゆかりの地は、作者の出身地である富山県高岡市。「ドラえもん」はもちろん、作者の他の作品も満喫できる「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」をはじめ、主要キャラの像が並ぶ「ドラえもんの散歩道」や、作品でおなじみの空き地を再現した「高岡おとぎの森公園」など、至るところに関連スポットがあります。また、市を走る路面電車にはなんとドラえもんが描かれたものもあり必見です。
巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、謎の敵「使徒(しと)」との戦いを描くストーリー。物語の舞台となる「第3新東京市」は神奈川県の箱根エリアのことで、作品に登場するスポットは箱根温泉仙石原、箱根湯本駅、小涌谷、芦ノ湖など。また、箱根町観光協会ではスタンプラリーとAR(人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術)を組み合わせた「箱根補完計画ARスタンプラリー」を実施していました。スマートフォンのアプリを使い、GPSによる自分の位置や目的地の方角などの情報を元に、選んだコースのスタンプポイントまで行くと、その場所限定のキャラクターや実物大の3Dエヴァ4機、アイテムをスマートフォンでみることができるものでした。エヴァを探しながら箱根周遊を楽しむことができました。
「サンリオピューロランド」は、「ハローキティ」「マイメロディ」など、サンリオキャラクターのテーマパーク。マイメロディたちが暮らす「マリーランド」をめぐる「~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブ」や、ピューロビレッジ全体を使ったイルミネーションショーなど、さまざまなアトラクションやショーが楽しめる。また、キャラクターをモチーフにしたキュートなメニューが味わえる「キャラクターフードコート」は、ファンならずとも必ず立ち寄りたい。
「ちびまる子ちゃんランド」は、原作者さくらももこさんの出身地静岡市清水区にある、日本で唯一のちびまる子ちゃんの常設ミュージアムです。まる子のアニメの世界の日常を体感したり、2020年7月には新エリアが登場し、オープニングの世界観も体験できます。ここでしか観ることができないプロジェクションマッピングも見応えがあり、大人も子供も楽しめます。
江ノ電・鎌倉高校前駅の近くに、台湾からの観光客が連日のように訪れる小さな踏切があります。 湘南の青い海を背景にしたフォトジェニックなこの踏切、人気アニメ「スラムダンク」のオープニングシーンに登場する場所として、台湾の熱狂的なファンに大人気の撮影スポットになっているのです!「スラムダンク」のみならず、多くの青春アニメの“聖地”となっている踏切。ファンでなくとも訪れたい、湘南の絶景スポットです。
漫画家、絵本作家、作詞家、編集者、デザイナーとして活躍したマルチクリエイター・やなせたかし。彼の生み出した作品を収集・研究・公開を目的に1996年に設立された「香美市立やなせたかし記念館」は、代表作「アンパンマン」の世界を体感できる「アンパンマンミュージアム」と、やなせ氏のライフワークのひとつでもあった雑誌『詩とメルヘン』の作品を鑑賞できる「詩とメルヘン絵本館」などの施設が充実している。
春日部市は市が運営する児童館もクレヨンしんちゃんのキャラクターがいっぱいです。中でもオススメは第一児童センター「エンゼルドーム」です。ここにはクレヨンしんちゃんファミリーの銅像があって、エンゼルドームに遊びにきた子供たちを出迎えてくれます。遊具の付近にもしんちゃんキャラがいるので一緒に遊んでる気分になるかも?!(出典:春日部市)
1950年代~60年代初めにかけて、椎名町(現豊島区南長崎)に、手塚治虫をはじめ、マンガの新たな時代を切り拓いた巨匠たちが青春時代を過ごした木造2階建てアパート「トキワ荘」がありました。そして、そのトキワ荘から始まったマンガ文化の源流は、現在のアニメ文化につながっています。近年、乙女ロードなど、アニメ関連コンテンツが池袋を中心に集積してきており、「乙女の聖地」として、若い女性たちの人気を集めています
2016年、KADOKAWAやJTB、日本航空などが一般社団法人「アニメツーリズム協会」(富野由悠季会長)を設立。同協会は2017年8月26日、『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』(2018年版)を公表した。88は四国巡礼の寺院数にちなんでいるといい、選定される聖地の数は88より多い。
「アニメ聖地」を88か所選定することでオフィシャル化。さらに「アニメ聖地」をつなぐ広域周遊観光ルートを官民連携のオールジャパン体制で造成する。
「アニメ聖地」(地域)と企業、コンテンツホルダーをつなぎ、「アニメ聖地」でのコンテンツを活用したサービスや商品の提供を促進し、同時に地域の受け入れ環境も整備することで、新たな経済効果を創出する。
「アニメ聖地」を海外・国内のクールジャパン・コンテンツファンへ様々な手段で発信し、観光客とアニメ聖地をつなぎ、新たな送客を促進させる。
こうして、日本が世界に誇るカルチャーのひとつとなったアニメのゆかりの地を巡る「アニメツーリズム」と言う文化が生まれた。これに伴い、グッズ販売なども活気を帯びて、外国人観光客の誘致も盛んになった。つまり、浦安市が、ディズニーランドで、町おこしをしたように、アニメの聖地で、町おこしができるのです。