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[なぜ勉強するのか?]大人の回答(実践的、答え、名言、どうして)
なぜ勉強するのか?
「なぜ勉強するのか?」の答えを一言で言えば、「人生の成功のため」です。当たり前ですが、社会の仕組みが分かっていないと、足を踏み外したり、後で後悔します。ここでは、その社会の仕組みについても、言及したいと思います。
勉強をすべき三つの理由
- 将来、実際に勉強の応用のような仕事をすることがある。
- 受験や昇進試験での足切り。
- 実績の証明。
1.勉強の応用
一番分かりやすいのは、勉強した内容の応用のことを仕事で使う場合です。
例えば、自動車の設計をする時には、数学や物理などの応用技術を使ったりします。実際に公式なんかもあって、計算をして、自動車は作っています。例えば、車の下のシャフトの太さとか。適当に決めているわけじゃないんです。実際の計算は、全てコンピューターやシミュレーションソフトがやりますが、公式を理解していないと、何もできません。
英語なんかは、当然、社会に出て使うことになります。英語に限って言えば、中学英語くらいできれば、結構乗り切れます。
2.受験や昇進試験での足切り
受験の時は、一次試験などで、足切りを食らいます。これは、みんな良い学校に入りたいのですが、定員があるので、徐々に絞り込んでいく必要があるからです。悔しいですが、勉強しないと、良い学校には入れません。
イメージが湧かないかも知れませんが、昇進試験というのも、将来重要になってきます。会社に入って、何年も経ってからかも知れませんが、「あの時、もっと勉強しておけば良かった」と、後悔しないようにしましょう。
3.実績の証明
受験の面接や会社の採用面接で、「頑張ってやります!」と、言っても、誰が信じてくれるでしょうか。実際に入ってから、頑張るのかも知れませんが、面接では、そんな都合の良い判断はしてくれません。だから、今までの学校で、「これだけの成果を出しました」と、アピールするのです。
良い大学、良い会社ってなんだろう?
よく、「良い大学に行きなさい」とか「良い会社に勤めれば安心」などと言いますが、そもそも、「良い」って、何なんでしょうか。
「良い大学」というのは、大雑把にいうと、偏差値の高い大学です。「出たよ、偏差値至上主義」と、怒られそうですが、先の「足切り」のところでも書きましたが、人気のあるところは、倍率が高くなって、足切りが行われ、結果、偏差値が上がるのです。「なぜ人気があるか?」と言えば、例えば、就職に有利とか、良い教授がいるとか、卒業生が活躍しているとか、色々です。よく調べて選ぶと良いでしょう。
「良い会社」というのは、基本的には、大きな会社です。「なんだ、寄らば大樹の陰かよ」と、呆れられそうですが、良い会社は、大きくなります。もちろん、小さくても良い会社はあるので、そういうところに入っても良いですが、リスクはあります。
トピックス
- 立場:将来やりたいことが決まると、勉強をしなくなる場合があります。でも、本当にやりたい仕事ができるのか、よく考えましょう。例えば、漫画を描きたくて、スタジオに就職したとします。最初は、好きな漫画を描いて満足していても、出世するのは良い大学を出た人だったり、突然興味のないものを描くよう指示されたり、自分の企画を通すことができなかったり、つまり、上の立場にならないとできないことが増えてくるのです。だから、上の立場になれるように勉強しておく必要があるのです。具体的には、良い大学に入って、そのスタジオの親会社に就職するのです。そうすれば、出世もするし、興味のある仕事を選べるし、自分の企画だって通ります。将来は、そのスタジオの社長になったりすることもあるでしょう。逆にいえば、生え抜きで、スタジオの社長になるのは、至難の業です。一般論ですが。
- インターン:最近では、就職の前に、インターンで働ける制度があります。そこで、実力を示せば、人気のある会社にも就職できるでしょう。ただし、そのインターンで働くにも、競争があります。結局、選ばれるのは、勉強をした方です。
- 一芸:一芸を伸ばすと、色々な道が開けてきます。大学入試でも、スポーツで入ることもできますし、そもそも、スポーツ選手や漫画家になったり、色々です。ただし、その道は、とても厳しいことを覚悟してください。
- ふるい:勉強というのは、一種の「ふるい」です。色々な人を分けて、社会に撒く感じでしょうか。だから、自分に近い価値観・能力を持った人と一緒に働くべきでしょう。
- 良い会社:大きな会社だと、色々な立場があります。例えば、一部上場企業に入ったといっても、本社の幹部候補として就職するのと、地方勤務の小さな部署に就職するのとでは、大きく異なります。それを決めるのは、出身大学で、それは勉強の成果なのです。高卒で、「バリバリ働いて、社長になるんだ」と、意気込んでも、社長になるのは、良い大学を出た人です。
- 給料差:「2倍勉強すれば、給料が2倍になるのか?」という、笑い話のようなツッコミがありますが、実際には、10倍くらいの差はつきます。特に、出世すると、ストックオプションとか、普通の給料以外の収入があるので、爆発的に増えます。
- 儲かる仕事:儲かる仕事をしている会社に入りましょう。大袈裟なことをいうと、「うんこ味のカレー」を作っている会社では、成功するとは思えないでしょう。世の中には、儲かる仕事とそうではないものが、あります。ただし、数十年先を見越して、就職すべきです。そこは、先見性でしょう。ある意味、人生の逆転が起こるとすれば、その点でしょう。それでも、良い会社に入っていたら、雲行きが怪しくなった時点で、転職で成功するかも知れません。
- コネ:「就職で一番大事なことはなんだ?」と問われたら、「コネ」と答えます。コネというと、不正でもしたかのように思われるような印象がありますが、人生コネです。言い方を変えれば、「人のつながり」です。同じ学校の出身であったり、親戚だったり。一番良いのは、親御さんと同じ会社に入ることではないでしょうか。最高のコネです。
- 起業:会社を作ろうとする方もいるでしょう。ここでも、一番大事なのは、コネです。コネがないなら、起業は、しない方が良い。ただし、コネは、作れます。大きな会社に入れば、良い仲間と出会えますし、優良な取引先とのコネも作れます。起業というのは、そうして根回しをしてからするものなのです。学校を出ていきなりというのは、無謀です。実際、最初に取引してくれるのは、コネのある人々です。
- 思考力:勉強をすると、思考力などが付くという話も聞きますが、他のことをしても思考力などは付きます。例えば、好きな人と付き合うためには、色々考えて戦略を練るでしょう。部活動で、先輩とうまくやるには、色々考えて社交性が身に着くでしょう。勉強だけが特別ではないし、むしろ、色々なことに興味を持って、努力を重ねること自体に意味があると思います。人の能力は、ほぼ一緒だと思っています。要は、何に向かって努力を重ねたかが、問われるのだと思います。将来、その能力を活かせば良い。
- 勉強をすると、全てがハッピーのように書きましたが、「良い大学」を出ても、足の引っ張り合いのようなことは起こります。ただ、平社員の足の引っ張り合いと、社長の椅子をかけての足の引っ張り合い、どちらがマシかという話です。
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