2018年、絵本『しょうがっこうがだいすき』が出版され、10万部を超えるベストセラーとなった。作者は、秋元うい。執筆当時小学2年生、これから小学生になるみんなに学校の楽しさを教えてあげたいという想いから筆を取ったという。
現在10歳になったういが次に興味を持ったのは、トランスジェンダー。夏の自由研究や当事者へのインタビューをもとに小冊子『小学生の私たちが知っているだけで、せかいを変えることができる。』を自費出版した。トランスジェンダーといえば、新型コロナウイルスの封じ込めで脚光を浴びた台湾のデジタル担当大臣、オードリー・タンがカミングアウトしていることで知られている。ういが是非取材をしたいとインタビューをオファーしたところ、OKの返事をもらった。
台湾は既にポストコロナの時代入っていると思います。もちろん、ポストコロナの時代でも、まだ完全に自由になっているわけではありませんが、私たちの社会には今、明らかに二つの大きな変化が起きていると思います。
一つはインターナショナルコネクションがオンライン化して、トランスカルチャー時代に入ってきていること。二つ目は、たとえば気候変動や男女平等など、現在世界中で起きている様々な問題をいろいろな国の人たちが協力し、世界が一体となって解決しようとする新しい世代が生れてきているということ。どちらもコロナパンデミックから生まれた素晴らしい進化だと思っています。
YAHOO!ニュース
秋元ういさんとオードリー・タン氏、先進的な二人ですね。この中で、タン氏が述べた「二つの大きな変化」が、印象に残りました。「トランスカルチャー時代」と「世界が一体となって解決する新しい世代の誕生」です。日本は、島国で良い面悪い面ありますが、今の時代、そんなこととは関係なく、世界は繋がっています。乗り遅れないようにしないといけませんね。
1月末、「第21回全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会」が、新型コロナウイルス緊急事態宣言が発出されていた都内で行われた。
元パワーリフティング日本代表でタレントのなべやかんさんによる解説に交じり、画面からは入場した選手へのさまざまな声援が響いた。さらにどしゃぶりの雨のように流れるプロジェクションマッピングの応援メッセージの演出や、入場時の力強い音楽など、会場に来られない人も思わず見入ってしまう数々の演出が仕掛けられていた。
共催の東京都が提案したのは、リモート応援システム『Remote Cheerer powered by SoundUD』(以下、リモートチアラー)の採用だ。
これは、コロナ禍で会場に足を運べない人々の応援する思いや声を会場に直接届けるためのアプリ。ボタンをタップするとあらかじめ録音していた「○○選手、頑張れ!」といった声や拍手がランダムに会場スピーカーから流れる仕組みだ。
パラサポWEB
無観客でも、魅せる大会が可能なんですね。色々と試行錯誤する中で、アイデアが形になって、これまでにない楽しみが増える。東京オリパラもどうなるか分かりませんが、唯一無二の大会になることは間違いありません。アイデアが、実現することを切に願っています。
数年前から欧米では、若者を中心とした健康志向の高まりから「ノンアルコール」「低アルコール」の流れが急速に進んでいるが、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、各国が実施した外出禁止令や自粛令によって、これまで以上にノンアル、低アルの傾向が強まってきている。
日本でも昨年7月に完全ノンアルコールバー「0%」が六本木にオープンし話題を呼んだ。あえて飲まない選択やゆるやかな飲酒によって、お酒による健康被害の防止や、睡眠の質や集中力を高めて精神的な豊かさにも繋げるといった、ノンアルコール飲料や低アルコール飲料を選ぶトレンドが世界規模で広がっている。
@DIME
ノンアルコールバー「0%」というのが、面白いと思いました。飲料の世界は、ノンアルコールや発泡酒、ゼロカロリーなど、色々な商品が出ている多様性の分野です。これからも、多くのニーズに対応した商品が出ることを切に願います。
海外で生活しているので、東京五輪に関する日本の温度感はあまり感じ取れていないんですけど、「東京五輪は中止でいい」という意見が日本で根強いことはもちろん知っています。ただ、ひとりのアスリートとして、あえてこれだけは言わせてください。
絶対に東京五輪を開催してほしい――。
コロナで延期になっても、この気持ちがブレることは一度もなかったし、どうしても譲れない俺の本音です。中3の頃から憧れ続けた夢の舞台だし、そこで活躍するために必死でサッカーがうまくなるようにがんばってるんで。どれだけ世間にバッシングされても、「東京五輪に出たい」と俺はハッキリ言い続けますよ。
最近、スケジュールが合わないことを理由に聖火ランナーを辞退する人が増えていますけど、もし枠が空いていたら、ぜひ俺を指名してほしいですね。
聖火ランナーですよ? こんな名誉なことはないでしょ。東京五輪を少しでも盛り上げたいので、もし辞退する人が多いんだったら、600mでも800mでも俺がひとりで走りますよ!
週プレNEWS
素晴らしい考え方です。本当に、聖火ランナー辞退は、意味が分からない。それにしても、記事を見れば分かるんですが、ここまで、言葉を選ばなくてはならないことは、少し残念です。ネットの世界では、誤解を生むので、仕方ないのかも知れませんが、色んな意見を認め合う多様性が根付くと良いのですが。
アイルランドの人形メーカー「Lottie Dolls(ロッティ・ドールズ)」が、6歳のダウン症の少女をモデルにした人形を販売。その制作秘話が注目されている。
実はロージーちゃんの父親ジェイソン・ニーンさんは、「Lottie Dolls」の実物大ドールハウスを庭に作製したことで話題に。
昨夏、ジェイソンさんがロージーちゃんのために作ったドールハウスは、2.4メートル×1.8メートルの大きさ。バルコニーや滑り台、ブランコなどが忠実に再現されていて、今ではairbnbで貸し出しも行っているそう。
YAHOO!ニュース
まさに多様性を認め合う社会らしいニュースです。実物大ドールハウスを作ったのも面白いですが、その人形メーカーがダウン症の少女の人形を作り、airbnbが貸し出しを行う。みんなで状況を良くしようと行動する、素晴らしい取り組みです。
日本で最も歴史ある総合広告賞である「第73回広告電通賞」に今回初めて「SDGs特別賞」が創設され、1398の応募作の中から、東海テレビ放送(愛知・名古屋)の「報道部 公共キャンペーン(見えない障害と生きる。)」の受賞が決まった。2018年の「カンヌライオンズ」に始まり、世界の大型の広告賞にサステナビリティ部門が生まれるなど、今、広告の世界でも、SDGsやサステナビリティを重視する流れが強まっている。
SB
CMで多様性やSDGsのことを取り上げてもらえると、その影響力は、絶大です。そういうテーマが、大々的に扱われるような社会になったことは、素晴らしい。世の中の潮目が変わったことを感じます。日本も、乗り遅れないように、こうした活動が広まっていくことを切に願います。
未来に影を落とす複数の危機に直面している私たちが、長いトンネルの先にある光に向かい社会と経済を再構築するために重要な「5つの要素(3D+2Hs)」に焦点を当ててみたいと思います。
要するに、トップダウンからボトムアップまであらゆるレベルで多様性を受け入れ閉鎖的で同質的な古い「ボーイズクラブ」から、あらゆるバックグラウンドを持つ人々がつながり新たな創造ができるオープンシェアオフィスへと、文化的にも権力的にもシフトしていく必要があるでしょう。ある意味で、オリンピックは日本が多様性を持つための自然な踏み台となっているのかもしれません。ただどのような形であれ今回の大会が、差別のない公正な競技の祭典となり、すべての人を平等に扱うことの美徳を私たちに改めて思い出させてくれることを期待しましょう。
SB
記事では、「5つの要素(3D+2Hs)」について、分かりやすく解説されています。これからの社会に向けて、この5項目が、キーになってきます。参考にしてみてください。
様々な「働き方」が提唱されている昨今。在宅勤務やリモートワーク、時短勤務や副業、兼業等々、社会的には徐々に承認されつつあります。
いろいろな働き方に関する思想が、金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」のように共存共栄する職場になれば、めでたしめでたしですが、果たして今そうなっているかはまだまだ疑問です。
私が様々な組織で生じているのを観察した「職場紛争」のうち、最もよく起こっているものが「愚直ハードワーカー」と「効率ショートカッター」の対立です。
愚直ハードワーカーとは、その名の通り「仕事とは凡事を愚直に徹底して継続的に行うことで、最終的な目標を果たすことができる」という信念のもと、これと決めた方法をまずは何らかの結果が出るまで一定期間やり続ける人です。
これに対立するのが新タイプ「効率ショートカッター」です。「仕事とは最短距離を考えて、一番労力を使わずに効率的に早く遂行することで、最終的な目標を果たすことができる」という信念の持ち主です。
在宅勤務にあまり適していない仕事でも在宅勤務を認めることがあるのと同じで、その人が一番やりやすい「方法論」でやればいいし、周囲に迷惑を与えなければ、非難する必要はないのではないかと思います。今後の「働き方改革」においては、このような「仕事論」に関する多様性も認められる風潮になればよいのになあと思っています。
YAHOO!ニュース
確かに、「愚直ハードワーカー」と「効率ショートカッター」って、いますね。そして、相容れないところがあると思います。しかし、より結果が求められる在宅勤務になれば、両者は、自分自身で「働き方改革」の必要性に気づくかも知れません。そして、それができた時、多様性を認め合えるのでしょう。
経済産業省は、生鮮食品の産地で電子タグ(RFID)を貼り付け、鮮度を可視化し、鮮度に応じた価格で販売する実証実験を行った。実施主体の日本総合研究所と、協力事業者の一社である凸版印刷に取材をお願いした。
和田:今回は、鮮度が高い商品の場合、定価よりも値段が上がるよう設計しています。値引きだけではなく、値上げもしています。鮮度に応じて、値上げ→定価→値引き、と価格を変化させています。
和田:フードテックと呼ばれるフードチェーンにおけるイノベーションのトレンドとして、食材のデータ化、個人のデータ化、食に関わる行動(購買・購入)のデータ化の進展があげられます。今や、マスマーケティングでは対応できないほど消費者のニーズは多様化しています。消費者が自身に併せて、「ちょどいい」と思える食材を選べる状態を作りたいと思って設計したのが今回のサービスです。価格だけではなく、どこまで使っていただけるかというのはありますが、たとえば、トマトではビタミンCやリコピン含有量といったものも、鮮度変化に併せて変化量を表示しています。
和田:食品ロス削減のサービスであることは特にお伝えせずに参加いただいていたのですが、「食品への意識が変わりました」という声が聞かれました。「もともと廃棄する食材があるのはストレスだったので、このアプリを使うことによって、そういう廃棄がなかったので、すごい気持ちがよかった」とおっしゃっていました。「冷蔵庫の中がいつもスッキリしていて、すごく気持ちよかった」という声も聞かれました。
YAHOO!ニュース
「値上げ」からスタートするところが、ミソですね。消費者ニーズの多様化で、同じ商品でも、物流のスピードとかで、速達みたいにして、鮮度の高いものを提供できれば、多少高価でも、それを買う人もいるということ。電子タグとスマホのセットは、今後、色んな場面で活用されそうですね。情報にも、鮮度があり、新しいニュースは有料でも、古くなったら無料で見られるというのは、どうでしょう?
世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)は、2021年3月17日(水)午前9時から1時間にわたり、今年高校、大学などを卒業する学生に向けて、Airbnb 共同創業者ネイサン・ブレチャージクによるオンライン体験イベント「Airbnb バーチャル卒業旅行2021」を実施いたしました。
将来多様性を身につけ、ビジネスでの飛躍や新規事業を起こそうとする高校生や大学生などを対象に行われた当オンライン体験には、意欲あふれる学生が参加しました。Airbnb共同創業者であるネイサンがホストとなり、創業当時から現在に至るまでの人生の旅を通して、「様々な困難の乗り越え方」や「多様性を学び、人生を豊かにする旅の意義」を伝え、また将来起業家の礎となる自信につながったネイサン自身の学生時代の経験話も披露されました。ネイサンは、人生の途中ではうまく行かないこともあるかもしれないが、その中でも価値ある学びの機会を得ること、新しい人に出会い、新しいアイデアに触れ、新しい場所に行くこと、そしてチャンスはいつも周りにあることを知り、それにいかに気づくかが重要だと話しました。
時事ドットコム
これを利用すると、今後、週末とかに気軽に海外旅行気分を味わうことができますね。そうした経験を通して、多様性を学ぶことができるでしょう。
世界大手の玩具メーカー、米国マテル社の日本法人であるマテル・インターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:工藤幹夫)は、ロールモデルプログラムの一貫として、写真家、映画監督としてご活躍する蜷川実花さんをモデルにしたバービーを贈呈しました。
ロールモデルプログラムは、未来に向かって自分らしく進んでいる女性、かつ今後の女性にインスピレーションを与え続ける方を“ロールモデル”として敬意を表し、ご本人をモデルにしたOOAK(One Of A Kind)ドールを製作して、世界で一体しか存在しないバービー(非売品)をご本人にプレゼントし、お子さまから大人の女性まで幅広く「You Can Be Anything=何にだってなれる」のメッセージを届けるプログラムです。2015年より毎年発表しており、日本では4人目のロールモデル選出となりました。今回日本では女性の多様性などにも力を入れている、持続可能な開発目標SDGsに関連して、「みんなで考えるSDGsの日」である3月17日に発表します。
PRTIMES
ここまで女性の多様性に力を入れると、今度は、男性らにも力を入れないと、釣り合いが取れなくなりそうですね。また、女性のドールはあるのに、男性のドールは、極めて少ない。そうなってくると、バービーは、女性差別の象徴にも思えてきます。ま、それは、極論としても、このロールモデルプログラムを通じて、女性の多様性が、認められていくと、良いですね。
登校時の周囲の音や授業中の話し声が気になる、教室の窓から入る光がまぶしくて目がチカチカする―。サッカーJ1の川崎フロンターレが、感覚過敏の特性のある子どもの立場で学校生活を疑似体験できる動画をYouTubeの公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UClIA2_cErgsKq7pfG2jaX2g)で公開し、反響を呼んでいる。個別に必要な支援を行う「合理的配慮」も取り上げており、学校や企業から研修の教材として利用したいとの問い合わせが寄せられているという。
日本教育新聞
川崎フロンターレが、こうした取り組みをしてくれたことに感銘しました。スポーツ界の障害へ理解と行動が、とても顕著になっています。そうした役割・必要性を実感しているのでしょうね。
昨年8月、性的な意図で撮影された写真がネット上で拡散される被害を複数の現役女子選手が日本陸連アスリート委員会に相談。これを受け、同11月にJOCが対策に乗り出す声明を発表し、元・現役を問わず、多くの女性アスリートが自身の受けた被害など、実情を明かしている。
今もスポーツ界に尽力している伊藤さんは、一人の女性アスリートとして「まず、女性が声を上げられる世の中になったんだという時代の変化を感じます。それはスポーツ界だけでなく、社会全体に感じるもの。発信することはとても良い風潮です」と受け止めた。
「彼女たちは1分、1秒でも速く走りたいと思い、それがベストだと思って着ています。空気抵抗とか動きやすさとか、それぞれに理由があると思います。一番違和感を覚えるのは『着ている方が悪い』という周りの反応。選手は競技のためなら自由に着るものを選んでいい。アスリートは極限の場面で戦っているので、それを面白おかしく切り取るのはそもそもスポーツへのリスペクトがないのではないかと感じます」
「日本の女性は“奥ゆかしさ”が象徴のように感じます。『奥さん』という言葉があるように、女性は隠れている、奥に入っているものという文化から、女性アスリートを巡る写真もそういう連想から、対象になるのではないでしょうか。海外の選手は女性であることが好きな女性が多く、『これが私たちの美』『綺麗で美しくいたい』という価値観をすごく感じました。
sportsbull
どうして、こんなことになってしまうのか。選手を取り巻く環境の多様性は、こうした被害の多様性も生み出すのも事実かも知れませんが、そこは、節度を持つのも必要。ただし、有名になるということは、こうした対象になる危険も孕んでいること。そこは、覚悟しないといけないのかも知れません。難しい問題だと思いますが、こうして、声をあげていくことが、必ず解決の糸口になると思います。とことん議論すべきでしょう。こうして、情報を発信することで、援軍を送りたいと思います。
博多マルイ(株式会社丸井、本社:東京都中野区、代表取締役社長:青野 真博)は、さまざまな体験コーナーやスタンプラリーなどを行う『インクルージョンフェス in 博多マルイ 2021』を開催します。
今回は、健康「食のこと」「身体のこと」、多様性「みんなにやさしい」「わたしらしさ」、環境「地球にやさしい・みんなにやさしい」をテーマに体験コーナーをご用意しています。ぜひ『インクルージョンフェス in 博多マルイ 2021』にて、「しあわせ」をご体感ください。
時事ドットコム
「公式サイト」で、詳細が見られますが、本当に素晴らしい取り組みです。会社一丸となって、行動を起こすと、こんなことができるんですね。多くの会社や組織が、行動を起こせば、社会は変わる。そんな思いを持ちました。
イギリスの日用品大手、「ユニリーバ」は、美容クリームなどのパッケージと広告から「標準」ということばをなくす方針を発表しました。グローバル企業を中心に、肌の色や髪の性質など外見の多様性を尊重し、製品名を見直す動きが広がっています。
こうした製品名の見直しをめぐっては、フランスの化粧品大手、「ロレアル」なども「美白」といった表現を使わないことを表明していて、グローバル企業を中心に肌の色や髪の性質などの外見の多様性を尊重し、製品名を見直す動きが広がっています。
NHKウェブ
日本は、以前、肌の色の違う人種があまりいなかったので、この議論に関しては、かなりの後進国。それでも確かに「美白」って、あまり聞かなくなりました。日本人の「美白」というと、好みの問題かと。「白魚のような手」など、褒め言葉があるように、色白は、美の象徴になって来ましたが、それは、黒人らへの差別ではないと思います。でも、世界の流れに逆らうべきではありません。その辺り、特に注意していないと、乗り遅れる可能性もあるので、気をつけましょう。
現在、日本国内において『Apex Legends』は一つのムーブメントとなっているといっても過言ではない。連日、多くの芸能人を含む様々な配信者によるプレイ映像/動画が大量に公開。先日の『RAGE PARTY 2021 powered by SHARP』などの様々な大会が開催され、多くのファンや観客を魅了している。以前より活発だった二次創作文化についても巨大化が進み、プロ/アマを問わず、多様なクリエイターによる作品が毎日のようにSNSなどを賑わせている。
2019年2月のサービス開始から2年を経て、本作は間違いなく最大のピークを迎えている。そして、この勢いは、遂に3月10日より配信開始されるNintendo Switch版の登場によって、さらに加速していくことだろう。
Real Sound
多様性を重視したゲームです。登場人物が、多様性に富んでおり、多様性を学ぶには、良い教材のようになります。こうして、多様性が浸透していくのは、とても良いことだと思います。
2017年から毎年、国際女性デーを記念して女性のリーダーシップと平等の重要性を強調するプラットフォーム「ポメラート・フォー・ウィメン(Pomellato For Women)」を発表しているジュエラーのポメラートが、今年も新たにスペシャル動画を公開。この動画に毎年登場しているのが、数十年にわたって政治活動家や慈善家として、数え切れないほどの多様性や男女同権、環境保護のために活動している女優のジェーン・フォンダ。
二人は、世の中の不平等や特権、勇気や立ち直る力などさまざまなテーマについてトークを展開。世代の異なる二人は、積極的な活動、気候非常事態、白人至上主義、ジェンダーの不平等が続いてきた歴史についてや、女性に偏る負担や脆さについて徹底的に語り合い、多くの共通点を発見。そして、「女性の弱さや傷の中にこそ驚くほどの回復力がある」、「私たちが共に立ち上がれば女性には希望がある」と語った。
BAZAAR
こうして、女優とかが多様性を発信してくれると、社会への影響は絶大です。日本の女優も、もっと行動を起こして欲しいですね。東ちづるさん辺りは、かなり活発に活動していますが。
バリアフリー・多言語対応に特化したオンライン型劇場の「シアターフォーオール(THEATRE FOR ALL)」は3月5日、「ここのがっこう」が選抜した6人の卒・在校ファッションデザイナーが異なる身体のモデル6人と向き合い作品制作に挑んだ様子を収めたドキュメンタリー「True Colors FASHION ドキュメンタリー映像『対話する衣服』 -6組の“当事者”の葛藤」の配信を開始した。公式HPでは、オリジナル版とバリアフリー日本語字幕版、音声ガイド版を配信中。「True Colors Festival」の公式YouTubeチャンネルではオリジナル版のほか、今月中には英語字幕版も配信する。
「ここのがっこう」が選んだのは、斎藤幸樹とシー・トウアン(Si Thu Aung)、市川秀樹、タキカワサリ、田畑大地、そして八木華の6人。6人は順番に、ダウン症の水泳選手でトランスジェンダーであることを公表したカイト、アオイヤマダ、義足のダンサーの大前光市、軟骨無形成症の小人バーレスクダンサーのちびもえこ、車椅子に乗りながらモデルやタレント活動に取り組む葦原海、そして、自らも義足ユーザーで義足ファッションショーの衣装デザインなども手がける須川まきこに向き合い、数カ月を費やして作品を完成した。その模様は河合宏樹が監督し、ドキュメンタリー映像にまとめた。クライマックスでは、蓮沼執太が音楽、リリー・シュウ(Lily Shu)が写真と構成を担当した、インクルーシブな表現も盛り込んでいる。
WWD
「True Colors Festival」には、多様な動画が、いっぱいあります。オンライン型劇場は、これから伸びていく分野だと思うので、楽しみです。
千代田区ではハラールやベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーといった食の多様性について学べる動画を5本作成しました。これらの動画は千代田区公式YouTubeチャンネルにて、1本6分~10分以内で閲覧できます。
現在区の人口は、約67,000人、うち約3,000人が外国人となります。また、訪日外国人客は、2020年については新型コロナウイルス感染症の影響により約411万人でしたが、2019年に約3,188万人と史上最高を記録しています。しかし、「食の禁忌(タブー)」がほとんど意識されておらず、「食の多様性(フードダイバーシティ)」への理解がまだまだ進んでいない現状があります。そのような背景から、ハラール、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーについて、飲食店や宿泊施設向けに、それぞれの違いや注意点などの基礎知識をまとめました。
千代田区
「千代田区公式YouTubeチャンネル」で、動画を見ることができます。ハラールやアレルギーの問題に対処する食の多様性の事例が、色々と学べます。
スポーツをきっかけに「ごちゃまぜ」な社会の実現を――。日本ユニセフ協会は2月25日、元サッカー日本代表の北澤豪さんらが出演し、インクルーシブな社会を実現するために、障害の有無にかかわらず、さまざまな人が一緒にスポーツを楽しむ意義を語り合うトーク番組「スポーツが実現する『ごちゃまぜ』な社会」をYouTubeで公開した。番組収録にあたり、北澤さんはパラスポーツを学校教育でも積極的に取り入れることを呼び掛けた。
番組収録で北澤さんは「障害者のスポーツと健常者のスポーツが分かれてしまっているが、スポーツはそもそも誰もが楽しむもの。その世界が『ごちゃまぜ』になれば、『ごちゃまぜの社会』が当たり前になるのではないか」と問題提起し、実際に北澤さん自身が、ルールを工夫するなどして、障害者と健常者や、年齢差のある人同士など、さまざまな人が一緒にサッカーを楽しむことで、徐々にお互いのことを理解し合えるようになり、「ごちゃまぜ」の理由を理解できるようになると話した。
教育新聞
「ごちゃまぜ」な社会、良いですね。動画は、1時間以上ありますが、北澤豪さんのエッセンスが、伝わって来ました。
第78回ゴールデングローブ賞授賞式が、日本時間3月1日に開催されました。例年なら1月の終わりに行われるこの賞ですが、今年は新型コロナウイルスのパンデミックが続いていることから1か月遅れとなり、一部受賞候補者らはリモートでの出席となりました。
映画業界の2020年は新型コロナ感染拡大防止のため劇場の一時閉鎖、作品の公開延期が世界中で相次いだため、劇場公開作品が激減。その結果、ノミネート作品もいつもと違う雰囲気となり、映画部門でも動画ストリーミングサービスの作品数が大きく増加した印象です。Netflixなどは映画22、テレビ番組20と大量にノミネートされ、テレビドラマ部門では英国王室を描いた「ザ・クラウン」が作品賞をはじめ4部門、テレビコメディ・ミュージカル部門でも「シッツ・クリーク」が作品賞を獲得するなど、やはりテレビ部門中心ながら10部門を受賞しました。
世界的な巣ごもり需要のなかで圧倒的な存在感を示したストリーミング勢でしたが、最も注目される映画(ドラマ部門)の作品賞を受賞したのは、劇場公開でかなりの好評価を得ていたヒューマンドラマ作『ノマドランド』でした。
夫を亡くした女性が米国の田舎町で車上生活を送りつつ、夫の思い出を引きずりつつも、ほかのノマド(流浪の民)な車上生活仲間たちとの交流を描く作品は、先にヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭でいずれも最高賞を得ており、監督のクロエ・ジャオが中国系の女性である点も、多様性への意識が高まっている米国にあっては評価が高まる要素のひとつだったかもしれません。
engadget
多様性に加えて、コロナにより、動画ストリーミングの映画が、受賞を席巻したところが、世相を反映していて興味深いと思いました。もちろん、映画を劇場で見る醍醐味はあるものの、コロナ禍、予算的にも動画ストリーミングの存在感は、これからも増していくでしょうね。劇場公開の映画は、ある程度の大作になりますが、動画ストリーミングなら、多種多様な作品も、配信できると思うので、多様性の観点からも、楽しみです。
“第35回サンダンス映画祭”に出品され絶賛、2020年11月に行われた“第33回東京国際映画祭”で満席喝采を浴び、”第63回ブルーリボン賞”外国作品賞にノミネートされた、今だからこそ見てほしい映画「エイブのキッチンストーリー」が、早くも2021年3月20日(土)からNetflixにて配信、及び他の配信サービスでもダウンロード販売されることが決定。さらに、5月7日(金)にはBlu-rayとDVDが発売、レンタルDVDが同時リリースされる。
本作には、宗教の違う両親を持ち、2つのアイデンティティーの狭間で苦悩しながらも、どちらも愛し、愛されようと葛藤する主人公・エイブが登場する。ネットで様々な人や場所と繋がる主人公はまさに現在の子供たちそのもの。そして、国や文化だけでなく、育ってきた環境が違う両親を持つという点では、誰しもが当てはまるのではないだろうか。
この物語は、Youtuberとしても活躍する新世代の才能であるブラジル人監督のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ自身の半生をベースに独自の視点で描かれている。イスラエル系の母とパレスチナ系の父、それぞれの一見相いれない複雑な家族構成を通して、多様性の時代でありながらも人々が分断されつつある世の中に向けた<希望のメッセージ>となっているだけでなく、これから結婚する人、子供ができる人、新しい家族を迎える人、離れての生活を始める人、それぞれの家族にとって一番大事なことを気づかせてくれる映画になっている。
JIJI.COM
宗教の多様性ということで、日本人には、少し馴染みのない話かも知れませんが、世界的な視点に立てば、重要な要素と言えるでしょう。他国の宗教観のようなものを受け入れるのも、日本人に課せられた多様性の一つです。
2016年に公開され、大ヒットを記録した、新海誠監督の劇場長編アニメーション『君の名は。』。その予想以上の盛り上がりは、一つの結果として類似作品を多く生み出すことにもなった。ラブストーリーを軸に、超常的な力やスペクタクルを描く劇場作品が次々に制作され、“キラキラ映画”と呼ばれるようになった少女漫画を原作とした実写映画の、これまでの興行成績の好調な推移ともつながることで、アニメ、実写ともに学生の恋愛がモチーフとなった作品が花盛りになったのだ。
その中には、もちろん質の高い作品もあれば、あまり感心できない出来のものもあるわけだが、どちらにせよ、このような作品が増えることで、日本映画の多様性が一部損なわれることになったのも確かなことだろう。
このような状況下で、驚くべき事態が発生する。知っての通り、TVアニメ『鬼滅の刃』の映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』が、未曾有といえる特大ヒットを記録したのである。さて、こうなってしまうと、次に何が起こるのかは明らかだろう。『鬼滅の刃』に類似した企画が次々に通るようになるのである。いま最も『鬼滅の刃』に近いといえる存在は、現在漫画が連載され、TVアニメが放送中の『呪術廻戦』だろう。
今後、『君の名は。』のブーム後のように、ジャンプを中心とした漫画原作アニメに、より注目が集まり、その製作に拍車がかかるのは間違いないだろう。もちろん、『鬼滅の刃』は日本の映画興行を、かなりの部分で救うという功績を打ち立てたといえるし、映画やアニメファンとして感謝すべきところは非常に多い。だが、それが今後、日本のアニメ製作の未来を良い方向に転がしていくかどうかということについては、疑問を感じる部分もあるのである。
YAHOO!ニュース
ヒット作に影響を受けた企画が通りやすくなって、アニメの多様性が失われるという理論は、面白いと思いました。確かに、類似作品が、横行するのは、今に始まった事ではないですが、それを打破する作品の誕生に心躍らされるのではないでしょうか。「ドラゴンボール」「ワンピース」「鬼滅の刃」……大ヒット作品は、徐々に多様性を開花させて来ているように感じます。特に鬼滅の刃は、老若男女に受け入れられているところが、凄まじいところです。この次は、何が来るのか。楽しみです。