世界遺産は、各地に点在しているのですが、色んな県にまたがっていたり、多くのスポットが含まれていたりして、分かり辛いのが事実です。そこで、子供に人気の「日本の世界遺産ランキング(一覧、数は23件)」をここでご紹介します。
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、幕末から明治時代にかけて発展した産業遺産です。これらは、8県の23箇所に点在しており、その中でも象徴的なのが、「軍艦島(端島)」です。最盛期には、5,300人もの人々が暮らしていて、学校や病院、映画館、パチンコなども備えていました。昭和49(1974)年に閉山となり、現在は無人島です。2009年に一般の上陸が解禁され、「軍艦島上陸ツアー」もあります。
世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は、「今帰仁城跡」「座喜味城跡」「勝連城跡」など9つの資産で構成されています。琉球王国は、かつてアジア各国の交流の中心地として栄え、琉球社会の象徴でした。中でも、首里城跡は、人気のスポットです。※2019年10月31日に発生した火災で、首里城「正殿」「北殿」「南殿」など主要な建造物が焼失しました。最新の被害・営業状況は「公式サイト」よりご確認ください。
世界遺産「原爆ドーム」は、世界平和を訴えるために広島市民が働きかけて、1996年に登録されました。核兵器の廃絶と平和のシンボルとして、世界中に知られています。原爆ドームは、元々チェコの建築家によって建てられたヨーロッパ風の建物です。原爆ドームの周辺には、慰霊碑、記念館などがあります。
世界遺産「姫路城」は、平成5(1993)年に、奈良の法隆寺とともに、日本初の世界文化遺産に指定されました。姫路城は、1333年に砦が築かれてから、拡張を重ねて、1617年に全容が整いました。当時の建築技術を駆使した傑作で、その美しさや保存状態の良好さには、定評があります。
世界遺産「屋久島」は、樹齢7200年以上の縄文杉をはじめとして、1,500種類の植物が生い茂っています。日本の植物の7割以上が、屋久島に存在するとも。また、約40種類の固有種が、屋久島のみに自生しており、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
世界遺産「厳島神社」は、広島県宮島にあり、「市杵島姫命」「湍津姫命」「田心姫命」という宗像三女神を祀ってあります。平安期には、平家一門の信仰を集めました。全建造物が、国宝及び重要文化財に指定されています。瀬戸内海の島々を背景に、海に立つ朱色の大鳥居などが、潮の満ちた時に、まるで海に浮かんだように見える光景は、圧巻です。
世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、1995年に世界文化遺産に登録されました。特に、岐阜県の白川郷は、比較的大きな集落で、日本の原風景が残っています。現在も、生活している人々がいて、観光客も、宿泊できるところが、他地域の合掌集落と異なる点です。
富山県五箇山地方には、比較的規模の小さな「相倉合掌造り集落」があり、さらに小さな「菅沼合掌造り集落」もあります。
世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」には、法隆寺と法起寺の二つの寺院が、含まれます。平成5(1993)年に、日本初の世界文化遺産として、登録されました。法隆寺は、607年に聖徳太子に建立された、世界最古の木造建築とされています。
世界遺産「古都京都の文化財」は、京都市、宇治市、大津市に点在する17件の構成資産からなります。中には、「清水寺」「二条城」「延暦寺」などがあり、「金閣寺」も、その一つです。金閣寺は、応永4年(1397)に、足利義満が、西園寺家から譲り受け、その死後、鹿苑寺と呼ばれるようになりました。昭和62(1987)年、大きな修理がされ、2020年にも、こけらぶき屋根のふき替え工事をして、一層輝きを増しました。
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-」は、4世紀後半から5世紀後半にかけて築造された、古代日本列島の王の墓群です。古代日本の政治の中心であり、大陸航路の出発点の大阪平野に存在しています。墳丘の長さは、500mにもおよび、世界的にも珍しい鍵穴型の前方後円墳となっています。