5日に閉幕した東京パラリンピックでは、日本の技術が国内外のアスリートらを支えた。こうした取り組みは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)とも呼応し、障害者が広く活躍できる社会の実現を目指す動きの一助となりそうだ。
ホンダは多くの障害者が働く特例子会社のホンダ太陽(大分県)などと協力して開発した陸上競技用車いすレーサーの最新モデル「翔(かける)」で選手をサポートした。ホンダでは、社員向けの製作をきっかけに20年以上前から開発を手掛けている。
スイスのマニュエラ・シャー選手は翔に乗り、陸上女子800メートルなどで金メダル2個、銀メダル3個を獲得した。雨のレースの後には、グリップが滑るという課題に「ホンダが良い素材を見つける手助けをしてくれた」と謝意を述べた。
Bloomberg
こうした支えがあったんですね。
リアルなヒューマノイド開発や2025年関西万博のテーマ事業プロデューサーなどを務める大阪大学大学院基礎工学研究科 教授の石黒浩氏は9月7日、記者会見を開き、新会社「AVITA株式会社」を6月1日付で設立したと発表した。石黒氏の20年以上の人と関わるロボットやアバターの研究開発成果や、プロジェクトマネージャーを務めるムーンショット型研究開発制度、大阪・関西万博、そのほか企業との連携など様々なプロジェクトによって生み出される研究成果を社会実装。実世界の仮想化と多重化により、人々を解放する新たな世界の創造を目指す。
具体的には、最初はアバターによる販売や接客から始め、カウンセリング、診療等へ広げていく。アバターを使ったコミュニケーション技術を活用する。2023年まではBtoBビジネスを展開。23年以降はBtoCも視野に入れて、アバタープラットフォームの立ち上げを目指す。そして2025年大阪万博のタイミングで、リアルロボットによるサービスローンチを目指す。
PC Watch
上手く社会に馴染むと良いですね。
幸せのシンボル、四つ葉のクローバーで心も肌も幸せにしたい――。岐阜県本巣市の化粧品原料の研究開発メーカー「一丸ファルコス」が、四つ葉のクローバー(シロツメクサ)エキスから化粧品原料を開発した。障害者が栽培し、剪定(せんてい)などで不要になったクローバーを使うことでSDGs(持続可能な開発目標)にもつなげたいという。
製品化で重視したのは安全性と有効性。社内の実験では、免疫力向上などにつながる「ハッピーホルモン」とも呼ばれ、脳内に分泌される「β―エンドルフィン」、皮膚の弾力性などに関係する成分「エラスチン」や「DANCE」がより多く測定された。口角が上がり、頰のリフトアップ作用が期待できるという。
開発1課リーダーの河合有香さん(39)は「すべてのヒトに笑顔を届けたい。クローバー効果で肌から幸せにしたい」と話す。年内にも化粧品として市場に出回る可能性があるという。
朝日新聞デジタル
実際の効能もあるようですね。
東京パラリンピック第11日の3日に行われた陸上400メートルユニバーサルリレーで、日本(沢田優蘭、大島健吾、高松佑圭、鈴木朋樹)は47秒98で銅メダルを獲得した。東京大会で採用されたユニバーサルリレーは、パラリンピックの「多様性」を象徴する種目だ。第1走者を務めた視覚障害で女子の沢田は「多様な4人が自分にできることを精いっぱいやり、お互いにできない点を助け合って、つないでいく。それが大きな力になる」と強調した。
五輪の場合はバトンを用いてリレーするが、パラリンピックでは体の一部をタッチすることで次走者につないでいく。つかみ損ねる可能性のあるバトンに比べ、一見すると簡単そうに見えるが、障害ごとで加速の仕方や走る姿勢の異なる選手同士のタッチは難しい。特に第3走者の脳性まひの選手は、第4走者の車いすの選手につなぐ際、全速力で駆けながら低い姿勢にならなければならない。合宿を積み重ね、次走者が走り出すタイミングの緻密な調整をした末のメダルに鈴木朋は「スタッフが分析するなどチーム一丸でやってきた成果」と感謝した。
ユニバーサルリレーが採用されたことで、パラ陸上界の中でも性別や障害の違いを超えて選手同士の交流が活性化してきたという。大島は「義足や車いすは決して特別ではない。いつかオリンピアンと義足、車いすなどの選手でリレーしていく種目ができれば」と五輪とパラリンピックの垣根も越えた種目の実現を願う。
毎日新聞
五輪とパラリンピックの融合に期待ですね。
人類が長いこと待ちわびてきた“若さの泉”は、実はずっと身近にあるのかもしれない。そう、若者の「大便」……もとい、その腸内で共生している数百兆個もの小さな微生物たちだ。
たかが便とあなどるなかれ。若者の便の効能を調べることで、加齢によって衰える身体機能を向上させる秘訣が明らかになりつつある。このほど科学学術誌『Nature Aging』で発表された論文では、若いマウスのふんに含まれる腸内微生物叢が老いたマウスの脳の認知機能や免疫機能を回復することが報告されたのだ。
今回の知見は、加齢による認知機能の低下を抑えるための手段として、腸内細菌叢の組成や多様性を最適に保つことの重要性を教えてくれる。例えば、健康に有益な腸内細菌を増殖させるためのエサとなる「プレバイオティクス」や、人体に有益な細菌そのものを摂取する「プロバイオティクス」のように、特定の微生物叢に働きかける食生活が必要かもしれない。
WIRED
色々な研究がありますね。
世界にはさまざまな民族や人種があり、男女やLGBTなどのジェンダーがあり、多種多様な考え方があります。こういった世界の多様性のことを「ダイバシティ」と呼んで、尊重するべきものという考え方が定着して久しいですし、私も大賛成です。
しかし、近年企業において言われるダイバシティの扱われ方については、やや違和感を持つところもあります。それは、「ダイバシティは創造性や変化対応能力を上げるためには、組織にとって重要なのだ」という言説です。
ダイバシティは組織にとって良い効果があるから、役に立つから重要なのではなく、それが世界の現実だから受け止めるべきなのではないでしょうか。
ヤフーニュース
確かに現実ですね。
神戸市出身のイラストレーター、こもりあやみさんのツイートが注目を集めています。
こもりさんは8月28日、自身の公式Twitterアカウント(@ayami_setron)を更新。兵庫県内の名所や特産品を連想させる58個の絵文字を組み合わせて作った地図を投稿し、「兵庫県 みなさんはいくつ知ってますか?」と投げかけました。
ユーザーからは「これは素晴らしい」「ステキすぎる」「秀逸」「すげぇ」「尼崎城まである」といったリプが寄せられ、「地元に帰りたくなった」「実家すぐわかった」「ふるさと」「家に帰りたい」などと郷愁を誘われたユーザーも多かったようです。初回投稿版と修正版合わせて5千件を超えるいいねがつき、現在も拡散は続けています。
まいどなニュース
すごいですね。
「音声合成はやはりゲーム産業では使われてこなかった経緯がある。ライターさんが脚本を書いて、声優さんが収録して、収録した音声を再生するということを長い期間、ゲームが立ち上がったころからやってきた。ところがAI技術の発展によって、セリフや応答がその場で作られるよう変化してきている。それに伴って、音声もその場で生成したいという要望が生まれており、音声合成に注目が集まっている。要するに、その場で作られた会話を音声で出したいと。もちろん決められた会話は録音して使えるが、ユーザーによる行動を拾ってそれに対する応答をしたいとか、新しい文章を発生させたいということで、音声合成はこれからフューチャーワークとして必須の技術となっている」
さらに多様性、変性の多い開発現場においてコストを含めた柔軟な対応が行える利点も挙げている。
ファミ通.com
ゲームも多様性の時代ですね。
24日に開かれた東京パラリンピックの開会式で、「片翼の小さな飛行機」の演目で物語の主人公を演じた車いすの少女に広告業界が注目している。
1つしかない翼で飛ぶ勇気を持てない主人公が、周囲に勇気づけられて大空へと羽ばたいていくストーリー。車いすに乗って登場したのは和合(わごう)由依さん(13)。表情と全身をフルに使って主人公の感情を表現した。先天性の羊膜索症候群、関節拘縮症による上肢下肢の機能障がいがあり、左腕は自由に動かせないが、自身を片翼の飛行機に重ねて堂々と演じ切った。
和合さんは都内の中学2年生。5000人が応募したオーディションでは、楽器演奏や絵画、モノマネを披露した。演技経験は全くないが、開会式の演出を担当したウォーリー木下氏は「愛らしい表情や強いまなざしで、審査員の満場一致で大役を任せることを決めた」と明かしている。
スポニチ
素晴らしい演技でした。
日本平動物園(静岡市)でレッサーパンダの赤ちゃんが誕生した。同園が繁殖に成功するのは2年ぶり。性別はオス。野生の環境に近い暗い木箱で飼育している。順調に成長すれば11月ごろに一般公開する予定だ。公開にあわせて名前を公募する。
同園は遺伝的な多様性を保つため、国内のレッサーパンダの家系図を作り血統管理や繁殖の計画をたてる国内唯一の動物園だ。静岡市は「レッサーパンダの聖地」としてアピールするため、2018年度から画像共有アプリ「インスタグラム」などを通じて情報を発信してきた。愛らしい姿に癒やしを求める人が多く、20年度はインスタグラムのフォロワー数が2000人ほど増えた。
同園に勤務する獣医は「レッサーパンダは絶滅の危機にある。(赤ちゃんの誕生を)レッサーパンダを取り巻く環境を考えるきっかけにしてほしい」と話している。同園は静岡県内の緊急事態宣言発令を受け9月12日まで休業している。
日本経済新聞
動物の遺伝的な多様性というのは、重要ですね。
東京パラリンピックの開会式が8月24日20時から開かれる。NHKEテレでは、ろう者による手話通訳「ろう通訳」付きで放送される予定だ。東京オリンピックの閉会式(8月8日)でも、「ろう通訳」の技術や表現力に注目が集まっていた。聴者による手話通訳と、ろう通訳はどう違うのか。
オリンピックの閉会式で注目を集めた「ろう通訳」は、ろう者による手話通訳。まず話の内容を「フィーダー」と呼ばれる聴者の手話通訳者が通訳し、それをろう者が通訳するという協働作業だ。フィーダーとろう者ともに高い技術力とチームワークが必要だ。
ごく簡単に言えば、日本人が英訳し、それを英語ネイティブがブラッシュアップするようなイメージだ。
alterna
手話にも色々な表現方法があるようです。
夫と2人の子どもと暮らしている41歳の専業主婦です。私の趣味は、漫画やアニメです。漫画やテレビを見ることはもちろんですが、気に入ったものがあればグッズを買い集め、舞台や絵画展・聖地巡業(モチーフとなっている場所や施設を巡ること)までやるくらいどっぷりとハマります。
最近、この趣味を蔑むような発言を多方面から受けていることに悩んでいます。道で会った見ず知らずの中学生くらいの子どもに「いまのおばさんすげー服だな」「鞄にもいっぱいなにかついてるよ。やば。」といったようなことを言われたこともあります。 また、子どものママ友や習い事で一緒のママ、近所の方などから「親がそんな趣味で子どもがかわいそう」「子どもがいるんだからもっと節度をもって!」「母親が漫画オタクならきっと子どもたちも漫画オタクになるんだろうね~」などと言われます。
多様性が大切と言われている時代、ご相談者様の趣味を隠す必要はないと思います。母親が好きなことを我慢してる姿を見て、お子様たちはどう感じるでしょう。堂々と「好き」を続けてください。
レタスクラブ
これは、難しい問題ですね。
日本では暑くなり始めるとミントチョコレートを好む、いわゆる“ミントチョコ派”たちが頭を上げ始める。コンビニだけ取っても、ミントチョコの時代を知らせるかのように、清涼感と爽快なミント色に満ちているのが確認できる。このように、日本でミントチョコは夏の始まりを知らせる象徴とされている。
英国の「週刊エコノミスト」は最新号で夏場の日本の“チョコミント”ブームに注目した。ゴディバジャパンのジェローム・シュシャン代表が「日本市場は季節によって動く」と言うほど、日本の食品業界は季節ごとのコンセプトに本気で取り組む傾向がある。春になると様々な食べ物やデザートが桜一色になる。秋になると日本のスターバックスには大学いも味のフラペチーノが登場する。
日本の食品業界がこのようにコンセプトに忠実な理由は何だろうか。これは、生存にも関係がある。多様性が武器の日本のデザート業界で生き残るためには、コンセプト一つでも確実でなければならないという切迫感がある。市場調査会社「データスプリング」のおかやまたくや氏は「日本のすべてのデザートは、すでに味で上向き平準化した状態」とし、「特異さで勝負しなければならない」と述べた。斬新さが最大の徳目である日本のコンビニで消費者から選択を受けるためには、いつ、どこででも買って食べられるだけでは足りないという意味だ。
WOW!Korea
四季の文化を大切にしたいものです。
さいたまを「激辛」の聖地にしたい――。さいたま市と川口市にまたがる田園地帯「見沼田んぼ」で、新規就農した女性らによる農業法人「十色(といろ)」が唐辛子に特化した農園を始めた。世界中にさまざまな品種があり、近年の激辛料理ブームで需要も高いことから着目した。サカール祥子代表(43)は「国産のおいしい唐辛子を作り、見沼田んぼを盛り上げたい」と意気込み、クラウドファンディング(CF)で活動資金を集めている。
8月上旬、さいたま市緑区にある十色の農園で畑見学会が開かれ、約10人の参加者が収穫した唐辛子にかじりついた。参加したのは、タコス料理屋やビアバーの店主など唐辛子に興味がある「激辛好き」で、十色がSNS(ネット交流サービス)を通じて募集した。サカールさんは「実は、私たちメンバーは辛いのが苦手で……。『激辛ソムリエ』として、皆さんに辛さやうまみ、香りなどを評価してもらっています」と笑う。
現在は4反の畑に、島とうがらしやハラペーニョなど13種類を栽培中で、インターネットの通販サイトなどで販売している。収穫や発送作業を障害者福祉施設の利用者に依頼することを計画中で、サカールさんは「『十色』には、多様性の意味を込めている。いろんな人がそれぞれの立場で活躍できる場にしたい」と話す。
毎日新聞
面白い取り組みですね。
2021年10月、世界が注目する繁華街・歌舞伎町に、新感覚大型エンタメ劇場「かかかぶぶぶききき!!!シアター」が誕生する。この劇場では、「歌舞伎町から、世界へ」をキーワードに、日本の伝統「歌舞伎」の要素をグローバルな解釈で展開する総合エンターテインメントを提供。
メインコンテンツは、新時代の多様性あるアイドルによるライブパフォーマンス。人種や性別を超えた多様性の街で、現代の新たな価値観をグローバルに発信できる「かぶき者(=アーティスト)」が、昼夜問わず歌い踊る!
総合プロデュースは、「SILENT SIREN」「ラブライブ!」「NMB48」「26時のマスカレイド」などへのプロデュース・楽曲提供などで知られる音楽家・演出家のクボナオキ。パフォーマンスの振り付けを担当するのは、元BiSで振付師のカミヤサキ。その他にも建築家、CGクリエイター、サウンドデザイナーなど豪華スタッフを巻き込み、LEDパネルに囲まれた空間で日本の最先端エンターテインメントを実現させる。
PRTIMES
面白そうな企画ですね。
A面はおばあさんに拾われる一般的なももたろうです。B面は、たまたまおばあさんに拾われず、おにに育てられるももたろうが登場します。この設定により、「偶然、何かが違っていたら相手の環境になっていたかもしれない」という感覚を伝えたかった。まずその感覚を得ることが、相手の立場で考えることに繋がると思っています。
A面のももたろうにとって、おには悪者だが、B面のももたろうはおにが大好き。二人の考えは違うけれど、どちらも正しい。それを理解した上で、二人はどうしたら仲良くなれるか?という疑問を投げかけて終わります。答えのない問いだからこそ、多様性について考える対話が生まれることを期待しています。
絵本の最後のように、世の中にこうすべきだという答えはないと思っています。答えや正解は、時代によっても、人によっても変わる。「常識的にはこうだ」と考えず、そもそも答えはないという前提で、自分はどうしたいのかを考えると、それが実は新しい視点だったりするかもしれません。
HUFFPOST
色々ありますね。
台湾文化コンテンツの産業化と国際化を促進する独立行政法人 台湾クリエイティブ‧コンテンツ‧エイジェンシー(以下、TAICCA読み:タイカ)は、台湾の文化やコンテンツを日本国内へ広める施策「脳内トラベル台湾」を、誠品生活日本橋をはじめとした書店にて2021年8月16日(月)から9月15日(水)の期間限定で実施。
記者会見のオープニングでは、MCによるゲスト紹介の後、TAICCA董事長 丁 曉菁氏が、台湾よりオンラインにて登壇。本イベントの開催に寄せて、「私たちTAICCAは日本で初の単独開催となるPRイベント『脳内トラベル台湾』を開催することとしました。この取り組みでは、3つの書店で特設コーナーを作り、期間内には都内の書店、台湾関連のお店を繋げ、文学・小説、雑貨、トークイベントを通して、日本の皆さんをもっと全面的に台湾独特な魅力と多元的文化、生活スタイルを体験いただくことを目的としています。日本の皆さんに台湾の文学作品や、雑貨などに触れていただき、その多様性が魅力の台湾文化に触れていただきたいと思います。本日この一歩から、日本と台湾の文化コンテンツの交流がますます進んでいくことを祈っています。」と挨拶しました。
JIJI.COM
もっとすごいのを想像しました。
30歳を目前に義肢装具士を志したが、その理由はいたってシンプル。結婚するために正社員になるのと、小学校の時の先生が義足を履いていたことを思い出したからだ。
それまでは主に木で足部を作っていたが、動きによっては折れて壊れてしまっていた。木はたわまないので反発がほとんどない。歩くことはできるが、少しでも運動しようとするものならすごく疲れる上に、壊れる危険もはらんでいる。もし義足が壊れてしまえば、会社や学校に行くことができなく、日常生活に支障をきたすことになる。そのため、当時の日本には義足で思い切ってスポーツをしようとする人なんていなかった。そんな常識が頭にあった臼井にとって、初めて『走る義足』を意識した瞬間だった。
鈴木「くそ!中三のときは176cmくらいは跳んだのに!!」
パラサポWEB
臼井「いやいや、鈴木君、日本記録は150cmくらいだよ」
鈴木「へ?そうなんですか??」
小学校の時の先生に感謝ですね。
保育は小学校以上のような教科はありませんが、自発的な遊びや生活を通して、幼児期の終わりまでに育てたい「10の姿*」を育てることになっています。どこの園でも、定期的に子どもの遊びを通して「10の姿」を通した育ちを振り返り、子どもの豊かな経験を保証するために計画を再構成しているのです。
そして、小学校はこの「10の姿」を受けて、1年生の教育をスタートさせます。親からすれば、幼児期にもっと先取りをしてお勉強などをさせてほしいと思うこともあるかもしれませんが、そうではないのです。現在の小学校では学習指導要領が改訂され、1年生のスタートをゆるやかに行っています。逆に、1年生の授業で行う文字の読み書き。計算などを先取りしてお勉強してきてしまい、すべてわかってしまっていると、むしろ意欲が生まれないことも懸念されるのです。
21世紀の学校教育の中心テーマは「主体的・対話的で深い学び」であり、現在では、幼児期からの主体性を重視した保育から始まっているのです。
*幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿・・・ 「健康な心と体」「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」「社会生活との関わり」「思考力の芽生え」「自然との関わり・生命尊重」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」「言葉による伝え合い」「豊かな感性と表現」
ヤフーニュース
幼児期から、しっかりとした教育が必要ですね。
8月8日に閉幕した東京オリンピック。同日に行われた閉会式への違和感が噴出しています。グーグル検索をすると、「閉会式ひどい」と「閉会式つまらない」が同時にサジェストされる始末。デーブ・スペクター氏も自身のツイッターで「世界の誰もわからない、意味不明。」と全否定するなど、最後までケチの付き通しでした。
そんな雲行きが怪しくなりかけた閉会式の空気を一変させたのが、東京音頭でした。文脈ガン無視で、あのふざけたお囃子が無観客の国立競技場に鳴り響く。カオス? 多様性? んなもん知らねンだわといった具合で、ひょうひょうとフルコーラス鳴り響く。
するとどうでしょう。ダイバーシティ発表会パートでかったるそうに座り込んでいた外国人選手たちが、見よう見まねで盆踊りを踊りだす。日本独特の小さな手足の動きをかわいらしく真似ることで、少なくとも閉会式に参加する意思を見せ始めたのです。もちろん、満面の笑みでノリノリとまではいきませんでした。それでも、この摩訶不思議な音楽に興味を示してはいました。
女子SPA!
日本らしさが良いのでしょう。
東京五輪が終わったのもつかの間、今度はパラリンピックが24日に開幕する。世界中からさまざまな障害がある選手が参加するパラは、五輪以上に「多様性」や「共生」といったテーマを深く考える機会になる。ただ、新型コロナウイルスの感染は拡大する一方。観客の有無などは未定で、計画通り実施されるかどうかは分からない。
開会式当日に航空自衛隊のブルーインパルスまで飛んでおり、誤ったメッセージが伝わった可能性がある。リスクコミュニケーションに詳しい大阪大の平川秀幸教授(科学技術社会論)は「お祭り気分が国民の間に広まり、自粛ムードがすっかり緩んだ。『五輪をやっているのだから自粛せずに外出しても構わない』と考えた人も多くいたはず」と説明。さらに「パラを開けば緊張感は緩んだままになる。『コロナ禍が深刻さを増す』『感染対策に協力を』と呼び掛けても響かないだろう」と推測する。
東京新聞
無観客でも良いですけど、子供たちには、学校とかでタブレットで動画を見る時間を作ると良いでしょう。
トラブル続きだった東京五輪をどう描くか――。河瀬直美氏(52)が監督を務めるドキュメンタリー映画「公式記録映画」(来春公開)に注目が集まっている。
何といってもパンデミック下で行われた大会だけに、異例の五輪映画になるのは確実。河瀨監督は実際に、コロナの医療現場を精力的に取材したという。だが今回、問われるのは、コロナだけではない。
「〝呪われた五輪〟をどう描くか。エンブレムの盗作疑惑に新国立競技場白紙撤回、さらにはJOC会長の招致不正疑惑もあった。今年に入ってからは、怒とうの不祥事続き。森喜朗前会長の女性蔑視発言、開会式に携わる佐々木宏氏のタレント豚アイデア、小山田圭吾のいじめ自慢、小林賢太郎氏のホロコースト…。ここに斬りこまなければ、作品としての価値が損なわれるから」
東スポ
楽しみですね。
アイドルや俳優などを積極的に応援する活動のことが「推し活」と呼ばれるようになりました。知人のプログラマーさんは「推し活」を認めてくれることを条件に就職先を選んでいました。彼を見て、それが働きやすさにつながっているのを実感しました。さらに、ゲームの企画・開発・運営を手がけるジークレストという会社では、「推しメン休暇」という型破りな福利厚生制度を設けています。自分のイチ推しメンバーの記念日には休暇を取得できるというもので、お祝いを支援するための活動費も会社が負担。推しメンの誕生日やライブ開催日への参加も会社がサポートします。「推しメン休暇」を使うことで、様々なアイデアに触れ、ゲーム開発に役立ててほしいという意図なのだそうです。つまりリフレッシュ休暇制度と同じ福利厚生策ですね。
anan
ゆとり教育の時のようなことにならなければ良いのですが……。
用意された280万枚のチケットが完売し、人々を熱狂の渦に巻き込んだ2012年のロンドンパラリンピック。その成功の理由のひとつがイギリスのテレビ局Channel 4が作ったCM動画「Meet The Superhumans」にあると言われている。ロンドン市民だけでなく、世界中の人々の固定観念を覆した革新的なCMとはどんなもので、なぜ成功したのか? その秘密に迫るため、CM制作に携わった関係者らが出席して行われたオンラインカンファレンスの内容をご紹介しよう。
Channel 4が制作した「Meet The Superhumans」という90秒のCM動画では、各競技の選手たちがパラリンピックを目指し練習に励む姿や大会などに挑むスタイリッシュな映像が次々と映し出される。しかし、その間に突如として差し挟まれる戦地で爆風に飛ばされる人、母親のお腹の中にいる胎児、大きな交通事故などの映像。これらは、パラアスリートたちの受障の経緯を象徴している。さらに事故などで手足が失われた体などがそのまま映し出される。それまで暗黙のうちにタブーとされてきた「障がい」を隠すことなく映し出したCMは、公開直後からネット上などでポジティブな反響を呼び世界中に拡散された。
つまり、それまでの「障がいがあるのにすごいね」という同情的な視点ではなく、シンプルにパラアスリートたちの個性や魅力、競技の凄さに焦点を当て国民の理解を深めようという発想から「Meet The Superhumans」は誕生したのだ。
「爆撃や車の衝突シーンは、こうした形で障がいを負った人たちがいることを示したかったのですが、大会組織委員会や社内から、やりすぎだという声もあがりました。確かにこうした映像を不快に感じる人もいるかもしれませんが、これはフィクションではなく真実なんです。その真実を人々に知ってもらえれば全ての人々が住みやすい、よりよい世界がやってくるはずだと思ったんです」
パラサポWEB
東京パラリンピックも、こうした試みが用意されていると良いのですが。
主に携帯電話で使われ、今は世界中で利用されている日本発祥の絵文字。絵文字サイト『Emojipedia』は、今年7月17日の世界絵文字デーに合わせて、米非営利団体Unicode Consortium がUnicod14.0に収録する予定の新作絵文字候補を発表した。
まずは、その新作絵文字候補の一覧をご覧いただこう。溶ける顔や敬礼、異人種間の握手などが候補として挙がっている。中でも人々の注目を集めたのは、「妊娠中の男性」を表す絵文字である。この絵文字の開発者は「トランスジェンダー男性やノンバイナリーの人の中にも妊娠が可能な人がいることを認識しています」と説明しており、すでに提供されている「妊娠中の女性」の絵文字に追加される予定となっている。
ちなみに、絵文字の多様性に配慮する動きは、今に始まったことではない。昨年のアップデートでは、「性別を問わないサンタ」「タキシードを着た女性」「ウェディングドレスを着た男性」「赤ちゃんに食事を与える性別を問わない親」などの絵文字をリリースしている。ジェンダーや人種の多様性を重視する近年の絵文字。この動きが世界に波及することを願う。
BIGLOBEニュース
こうしたところから多様性対応が進むのでしょう。
インクルーシブ教育でもう1つ重要な考え方が、合理的配慮だ。よく用いられる例が、身長の違う3人の子どもが壁の向こうで行われている野球の試合を見るという状況だ。公正さとは、全員が見ることができるようにそれぞれ必要な高さの踏み台が与えられている状態だ。なお、平等は同じ高さの踏み台を与えることなので、身長差はそのまま出てしまう。
このような「平等」と「公正」について、矢田氏は自身が日本にいるときに経験した、感覚過敏の生徒の例を挙げながら紹介した。この生徒は体操服の締め付けがつらく体操服が着られないため、体育に参加できずにいた(参加する権利の障害)。そこで、その子だけ動きやすい服装で体育の授業を受けることを提案したところ、学校は「他の子に平等ではない」と最初は難色を示したという。「その子に必要な支援をすることが公正さ」と矢田氏、「日本は平等を意識しすぎるあまり、インクルーシブに進みにくいのでは」と述べた。
「世界的な(インクルーシブ教育の)定義は通常学級で全ての子どもを育てることだが、日本は特別支援学校の数が増加している」と矢田氏は指摘する。特別支援学級の増加については、地域の学校に特別支援学級が増え、通いやすくなることから「いいことだと思う」としながらも、完全に隔離されている特別支援学校に通う生徒の増加については、「日本はインクルーシブ教育の流れに逆行しているのでは評する研究者もいる」と語った。
Edtechzine
日本は、この分野に関して、ずいぶん遅れをとっているようです。
信頼関係のないリーダーの発するネガティブな言葉を受けた時の部下の脳機能を調べてみると、まず「側頭葉」の活性が落ちます。「側頭葉」は、言葉の理解や記憶に関係している脳の領域です。この活性が落ちるということは、信頼関係のないリーダーの言葉は耳にしていても理解できてない、記憶に残らないということです。
これに対して、ポジティブなループが回っている組織はどうでしょうか? 信頼関係のあるリーダーのポジティブな言葉を受けた時、部下の脳機能の変化を見ると、言葉の理解・記憶の領域「側頭葉」の活性が高まる。だから、信頼関係のあるリーダーの言葉は理解されているし、記憶にも残りやすい。
つまり、ミスが起こりそうなところをあらかじめ予測して回避したり、ミスをしたとしても学びが早くなるということが、部下の脳の中で起こっていることがわかりました。
logmi Biz
気持ちの問題だけではないのですね。
「実は、子供のかけっこ教室でもすごくよく聞かれる質問です。逆に、こちらから『グーが良い人? パーが良い人?』と聞くと、いつも半々くらいになります。ただ、正解はというと『どっちでもいい』です。いろんな人の走り見てごらん、グーの人もパーの人もいろいろいる、手のひらをこうしなければいけないということはないから、という伝え方をしています」
たしかに、100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)はグー、日本の桐生祥秀はパーと分かれる。1日に行われた東京五輪の男子100メートル準決勝を走った23人を見てみても、10人がグー、12人がパーだった(ロアン・ブラウニングは左手がパー、右手がグー)。パーがやや優勢なものの、差にはっきりとした有意性はみられない。ちなみに、決勝で9秒80の欧州新記録で金メダルを獲得したラモントマルチェル・ジェイコブズ(イタリア)はグーだった。
THE ANSWER
チョキが一番速かったりして。
男女雇用機会均等法が施行され、すでに30数年が経ちました。それ以前、女性は時間外労働が制限されていたり、深夜残業が原則禁止されていたりしたわけですが、均等法施行後は、採用や教育、配置、福利厚生などで女性であることを理由とした差別的取扱いが禁止されました。
どちらも「誰かが悪い」、もっと言えば「相手が悪い」とナイーブにも裏では思っているのではないでしょうか。男性は「機会均等なのに女性が活躍しないのは頑張ってないからでは」と思い、女性は「男性は表面的な機会均等だけ取り繕って、本当は女性の活躍を望んでないのでは」と思っているということです。
そもそも「女性も働きやすい職場が大事」であるなんてことはきわめて当たり前のことで、「世界が平和であったらいいのになあ」と言っているようなものです。しかも30年も待たせているわけですから、何もしていない(ように見える)上司が実現しもしない浮ついた理想を具体論もなしに語れば、「本気ではない」と疑われるのは当然です。
それならば小さなことでもいいので、自分がマネジメントしている職場でできることをして、「この人は本当に女性が活躍できる場を作ろうとしている」と感じてもらうのが先ではないでしょうか。
ヤフーニュース
30数年も経って、今の状況なんですね。