世界で最も有名なネズミの女の子の衣装が大変身を遂げる。今年、開園30周年を迎えるディズニーランド・パリは25日、ミニーマウスの衣装を、白の水玉模様をあしらった赤いワンピースから青いパンツスーツに変更すると発表した。一時的な変更ではあるものの、インターネット上ではディズニーファンから様々な反応が出ている。
新衣装は、4月12日のディズニーランド・パリの開園30周年を記念して、英ファッション・デザイナーのステラ・マッカートニー氏がデザインしたもの。
青いタキシード姿のミニーは、3月の女性史月間に合わせてディズニーランド・パリに登場する。
BBC
こうして、業界の雄が、率先して多様性社会をリードしてくれると、心強いです。そのうち、ミッキーマウスが、スカートを履く日が来るかも知れませんね。
県の特別支援教育の将来構想を話し合う会議が27日開かれ、「ICT・情報通信技術や専門家を活用した指導の充実」などをテーマとした県の構想案について、意見が交わされました。
会議は、特別支援教育が必要な子どもの増加や障害の多様化などに対応しようと、県が去年8月から開いているもので、大学やPTAの関係者、県内の学校の校長などが委員となり、オンラインで行われました。
初めに、県側から、これまでの会議を踏まえた「ICTや専門家の活用などによる指導の充実」、「企業と学校、家庭が一体となった就労支援」などの6つのテーマの将来構想案が示され意見が交わされました。
富山テレビ
ICTの活用によって、十人十色の障害児教育にも、活路が見えてきました。どんどん進化していってもらいたいものです。
障害や学びにくさを抱えた子どもたちの学習を支援する津田塾大学(東京都小平市)のプロジェクトが、無料で利用できる「オンライン家庭教師」の実現を新たにめざしている。4月の本格的な開始に向け、クラウドファンディング(CF)で運営費を募っている。
準備を進めているのは、同大インクルーシブ教育支援室の柴田邦臣教授(48)が代表を務める「学びの危機プロジェクト」(通称・まなキキ)。2020年春から、コロナ禍の中で学習意欲がそがれたり、急速に進んだオンライン学習についていけなかったりする子どもたちに、ネット上の教材などを紹介するサイトを開設(https://learningcrisis.net/)している。有志の学生や院生らによる活用方法のガイドもあり、平易に、楽しく取り組めるように工夫してきた。
利用者として想定するのは、発達障害や学習障害があったり、不登校など学びにくさを抱えていたりする小学1年~中学3年生。学習を支える学生は、同大生を中心に他大学からも募集し、4月の本格的なサービス開始を予定している。
朝日新聞
こういうサービスが、無料で受けられるとは、すごいことです。それができる仕組みができていることが、進歩ですね。社会は、少しずつだけど、前に進んでいるのも事実だと実感。
動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国企業「バイトダンス」の日本法人(東京)が、ツイッター利用者に報酬を支払い、指定する動画を一般の投稿かのように紹介させていた問題で、利用者に依頼する際に社名を隠していたことが、読売新聞の取材でわかった。同社から委託を受けた仲介業者を装うこともあり、トラブルになった場合に責任を免れる目的だった可能性がある。
日本法人が契約を結んでいたのは、匿名でツイッターのアカウントを運営し、フォロワーが10万人を超える「インフルエンサー」と呼ばれる人物ら。2年半にわたり、ティックトックの動画の拡散を依頼していた。
動画に興味を持った人にアプリを利用してもらうのが狙いで、宣伝であることを隠す「ステルスマーケティング(ステマ)」の疑いが指摘されている。
読売新聞
情報の流れと報酬制度が、多様化して来ました。こういうことを取り締まっていたら、どこで線を引くのか、疑義が生じるでしょうね。ステルスマーケティングは、どうしていけないのか?
米連邦最高裁は24日、ハーバード大とノースカロライナ大の入試に関し、黒人などの志願者を優遇する積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)が、合衆国憲法の「法の下の平等」などに反するとして学生団体が禁止を求めた訴訟の審理を行うことを決めた。ロイター通信によると、今年10月以降の見通し。
米国の大学では多様性確保のために、黒人や中南米系を優遇する措置を広く採用。最高裁は現在、保守派判事が多数を占めており、人種の考慮を許容した2003年の最高裁判断が覆る可能性もある。
沖縄タイムス
昔だったら、真逆のことが起きていたでしょう。多様性も、行き過ぎる分野もあるように思います。また、なんか方向性を間違えている場合も多く、難しさを痛感します。
「犯罪者になるかもしれない。そんな不安を抱えていた」。パフォーマンス・アーティストのサカクラカツミさん(58)は、笑いながら自らのことをこう語る。映像とパフォーマンスを融合させたステージで世界を魅了するアーティスト。これまでに40を越える国に招かれ、国際的なスポーツ大会でもパフォーマンスを披露してきた。
サカクラさんは、ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)と呼ばれる発達障害がある。好きなことだけに集中する性質が原因で、長い間社会に居場所を作れないでいた。ブレイクしたのは47歳の時。なぜ、彼は世界的に評価されるアーティストになりえたのか?なぜ、諦めずに好きなことを続けてこられたのか?個性を貫き、我慢せずに生きる彼の哲学を通じて、多様性を認め合う社会のあり方を考える。
「アーティストの側面だけじゃなくて、日々の生活における『できない』部分さえも『ユニークな個性』と捉える眼差しこそが、いま社会で盛んに啓発されている『多様性を受け入れる』ことなのではないかと思うんです。多様性を受け入れようっていうのは、単にそう言うだけで後は無関心だと意味がない。その人の個性を『普通の人ができることをできない人』と切り捨てるのではなく、『どうして自分と違うんだろう?面白いな』って興味を持つ視点があれば、そこからコミュニケーションが生まれるし、本当の意味で多様性を受け入れるって事につながっていくんじゃないのかなと感じています」
CREATORS
個性を認め合う社会になると良いですね。
80代後半になった母が「最近のテレビは面白くない。」と最近、言い出した。帰省した際、ネット動画閲覧サイト「YouTube」をスマートフォンからテレビに転送して見せた。母の好きな映像コンテンツを自由に選んで見ることができる。新聞のテレビ欄を見なくてもすむ時代になった。なんと便利なことか。ただし、私が言う「最後の2ステップ問題」が残っている。 一つ目はサービスの起動だ。テレビの入力を切り替え、YouTubeを立ち上げなければならない。二つ目はサービスの操作だ。YouTubeで検索窓にキーワードを入れて見たい映像コンテンツを探さなければならない。 以上の二つが老母にはできないため、デジタルの恩恵を享受できないでいる。
デジタルは老若男女健障誰もが個人の思う楽しい生活を暮らせるための手段になるべきだ。例を示そう。友人に富士通株式会社で「髪の毛で音を感じる」Ontennaというデバイス開発をし、全国の聾学校100校余りの8割にそのデバイスを普及させている本多達也さんがいる。聴覚障害者にとって、音をどうやって感じることができるかを突き詰めた製品だ。Ontennaをヘアクリップとして髪に挟む。それは音を振動と光の強さに変換するユーザーインタフェースだ。音が聞こえなくても、音楽演奏の楽音、演劇の声を肌で感じることができる。
障がい者は非健常者なのか? 老人はデジタル格差の敗者なのか? Ontennaやエキマトペに見たように、これからのデジタルは多様性のある人々に等しく機会を与えることになる。老親がYouTubeを自在に楽しむ人に寄り添うデジタル技術を実現したい。デジタルが人々の多様性を当たり前にする。その世界観では、何が正常で何がそうでないのかという議論はナンセンスになる。
日本経済新聞
ちょっと変な視点かも知れませんが、多様性が、ビジネスになる時代が到来しましたね。これまでは、慈善活動や余剰資金で行っていたようなことで、利益が出るようになりました。この波に乗り遅れないようにしたいものです。
オミクロンが「弱毒株」であるがゆえに「自然のワクチンになって」パンデミックの出口に至るという楽観論が世界あちこちで広まっており、日本にも到達したようです。これは科学的には根拠のない話ですが、実際のところどうなのでしょう。
オミクロンに感染することで人体がつくる抗体は、デルタなどほかの変異株には効きが悪いという可能性が十分にあります。実験による検討が必要ですが(現在なされていると思われますが)注意すべき可能性です。
ワクチンの繰り返し接種や自然感染で、だんだん「T細胞免疫が強くなっていく」と楽観的に考える人もいます。これもそうあってほしい話ですが、科学的にはそれほど強いデータが存在しません。
今までコロナにかかったことがない人で、しかもワクチンをしていない人にとっては、オミクロンはこれまでと同様に危険な感染症です。少なくとも、オミクロン感染よりもワクチンで免疫をつけるほうがずっと安全で(より多くの変異株に対して)汎用性のある免疫のつけ方になります。
YAHOO!ニュース
確かに、オミクロン株が流行ることで、デルタ株がなりを潜めるのであれば、もっと弱毒性のを意図的に作って、広めれば良いのではないかと思ったんですが、どんなものなのでしょうか。それが、ウイルスの特効薬になるのかも知れませんね。
人工知能(AI)を利用した製品やサービスが日常にますます浸透していく中、これまで以上に「誰がAIを開発しているか」が重要になっている。AI開発にはそれに携わる人たちの世界観が深く反映され、担当者の倫理観や設計の選択に囚われがちだからだ。より広範かつ多様な人々の役に立つAIを構築するには、開発者の多様性が欠かせない。その妨げになっているのが、高度なAI人材をはじめとする重要なリソースが、ごく一部の都市に集中していることだ。
AIの影響により、オートメーションが実現し、効率性が向上して、生産性が改善し、新しい雇用が創出され、サイバー空間における脅威と詐欺のリスクが軽減されている。
開発者の世界観は、その人物のジェンダー、人種、民族、暮らす地域の影響を受けて形成される。したがって、開発に携わる一人ひとりの世界観がプロダクトそのものに深遠な影響を及ぼすAI関連の領域では、他のテクノロジー分野以上に、人材プールのダイバーシティとインクルージョンが欠かせない。
HBR
AIは、これまでも何度かブームになって来ましたが、昨今は、実用化されて、生活に入り込んでくるようになりました。期待と不安が入り交じりますが、良い方向に向かうと良いですね。
2021年は、ランサムウェア攻撃の増加や、監視カメラ業界の発展など、クラウド市場に新たな要因が加わり、クラウドストレージへの新しい需要が拡大しました。2022年がどのような年になるかを確実に知る方法はありませんが、私が言えることは、「今年もクラウド市場に劇的な変化が起こる年になる」ということです。
昨年、私は、低コストで柔軟性の高いクラウドストレージの選択肢が増えることから、「監視カメラ」の分野が、次にクラウド化が進む大きな産業になるだろうと予測しました。2022年には、成長中の「スマートシティ」が、インフラを整備していく中で、このような動きが続いていくと思われます。
世間では、複数のクラウドサービスを組み合わせて運用する「マルチクラウド」が話題になっています。クラウドサービスは今後、複数のベンダーがさまざまな分野で、快適なサービスを提供する方向に進み続けるでしょう。
10年前、世界中のデータはすべてオンプレミス(自社運用型)でした。今から10年後には、世界中のデータのほとんどがクラウド上に存在するようになるでしょう。
TECH+
クラウドストレージは、知らず知らずのうちに、意外なところで使っている方も多いと思います。色々な端末で、データにアクセスできるので、とても便利です。あとは、セキュリティとの勝負でしょうか。
障害者の一般採用を推進する先駆的なロールモデル企業として注目される良品計画。2021年9月に就任した堂前宣夫新社長のもと、第二創業として「個店経営」を軸とした事業モデルで、障害者雇用の方針も大きく変えていくという。
同社は2009年に「ハートフルプロジェクト」を発足。障害の有無や種類に関わらず、皆が共に働く環境づくりや障害者の特性を生かすマネジメントに一貫して取り組み、障害者雇用を推し進めてきた。現在、294人の「ハートフル社員」と呼ばれる障害を有する社員の81.3%にあたる257人が精神障害者、うち発達障害者は59人にのぼる。現在の障害者雇用率は3.52%まで上昇。その離職率も徐々に低下しており、勤続年数10年前後、中には20年以上のメンバーもいるという。
今後ハートフルプロジェクトの対象を障害者本人だけでなく、障害を持つ子どもがいる社員や、シルバー社員など合理的配慮が必要な社員へと対象を拡大していく。様々なバックグラウンドを持つ社員が共に働くにあたり、どのように支えていくかを店舗ごとに考え実行する。
Human Capital
とても先進的な取り組みですね。
コロナ禍の時代、映画業界にも多大な変化がもたらされた。多くの映画が公開スケジュールの変更を余儀なくされた。一方で、世界中で多様性の大切さが訴えられた時期とも重なる。映画では、黒人や女性を主役にした作品が続々と登場した。
「多様性と包括性」。最新の作品では、ジェンダーや人種、身体障害の有無など、メインではないですが取り上げられるようになってきました。18年に公開された、黒人ヒーローが主人公の「ブラックパンサー」が転換点だったように感じます。
メイン級でいうと、MCUシリーズの作品が挙げられます。「ブラック・ウィドウ」(21年)は、男性から支配的に抑圧され、反抗する女性を描き、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」(21年)は、アジア系かつ家父長制に抵抗するヒーローを描きました。「エターナルズ」(21年)では聴覚障害者の俳優が聴覚障害を持つヒーローとなり、手話もします。ゲイカップルのキスシーン、黒人やアジア人もヒーローとして出てきました。これらを大作でやることに意義があります。
BIGLOBEニュース
アメリカ映画界は、流石に先進的ですね。
2021年で顕在化した新しいビデオゲームの動向は「アクセシビリティ・ゲーム」の存在である。オプションとしてアクセシビリティ要素を導入するゲームは海外ではかなりスタンダートと化してきた。
そして海外では特定の感覚を遮断しつつ、コアのゲームメカニクスだけ抽出して成立させる作品が登場している。今後の次世代のビデオゲームを形作るかもしれない、この潮流は注目に値する。
なかでも「まばたき」で場面転換する『Before your eyes』や、視覚障がい者を主人公にして、画面を排してサウンドだけで物語る『The Vale: Shadow of the Crown』はアクセシビリティ・ゲームの嚆矢となる作品といえよう。
IGN
「アクセシビリティ・ゲーム」というのは、これからのゲームのキーワードになってくるでしょうね。障害児者だけでなく、高齢者など、今までゲームをしなかった層にも、普及していくでしょう。
幅約1キロと推定される小惑星が今月18日、地球に最接近する。米航空宇宙局(NASA)の地球近傍天体研究センターによると、地球から約190万キロの距離を時速約7万6000キロで通過する見通しだ。
NASAによると、この小惑星は「7482(1994PC1)」の名称で知られ、1994年に発見された。
7482(1994PC1)が地球に衝突すると予想する人はいないが、NASAの予測によると、今後200年で最も地球に接近する小惑星となる。地球近くを通過するのは米東部時間18日午後4時51分(日本時間19日午前6時51分)になるとみられている。
今年9月には、NASAの宇宙機を小惑星に意図的に衝突させて軌道を変更するミッション「DART(二重小惑星方向転換試験)」も予定されている。
CNN
1994年に発見された小惑星を、DARTで、方向転換試験とは、スケールの大きな話です。まるで映画の世界のようですね。
まだ食べられる食品の廃棄、いわゆる「食品ロス」の削減が課題となる中、賞味期限の長さに応じて商品の価格を変動させる実証実験が、東京都内のスーパーで行われることになりました。
この実験は、大手スーパーの「イトーヨーカ堂」が経済産業省などと協力して東京 墨田区の店舗で12日から行い、デザートやパン、豆腐など16の商品を対象に、賞味期限が近づいた商品の販売価格を段階的に下げていく仕組みを取り入れます。
具体的には賞味期限の長さに応じて同じ商品に最大で4種類のシールを貼り、価格を変動させます。
NHKウェブ
科学技術で、社会問題を解決に導く好例ですね。インターネットを通じて、店頭に並んだ商品の値引きも分かると、それに合わせて、店舗に足を運んだりもできますが。
ここ最近、急速に普及している「タクシー配車アプリ」。スマートフォンで簡単にタクシーが呼べるということで、ドライバーによっては、乗客の半数以上がアプリによる利用だという。
タクシー配車アプリ利用時のもう一つの大きな利点は支払いの簡潔化である。現金を持たずしての決済が可能な点だ。クレジット、QRコード、交通系IC、ネット決済。
アプリ上に行き先を入力しておけば、行き先をドライバーに告げることなく、ナビが目的地までの最適なルートを示す。タクシードライバーとコミュニケーションをとることなくタクシーを利用することができるのだ。
現代ビジネス
記事の最後の方にもありましたが、自動運転タクシーの台頭によって、まだまだ変わって行く業界ですね。タクシーの運転手が、食いっぱぐれる心配もありますが、きっと新しい産業が生まれるでしょう。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、株式会社電通デジタル(本社 東京、社長 川上宗一)と共同で、お酒を飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」を推進するため、合弁会社「スマドリ株式会社」を1月5日に設立しました。
「スマドリ株式会社」は、「お酒を飲まない/飲めない」方に焦点を当て、デジタルを中心としたコミュニケーション活動の設計やデータマーケティングを行います。多様な生活者ニーズの把握や理解を促進することで、アサヒビールの「お酒を飲まない/飲めない」方との関係強化、多様性を尊重し合える環境づくりを推進する商品やサービスの展開、体験の場の創出など様々な取り組みを支援します。
国内の消費者動向では、アサヒビールは、国内20~60代人口の約8,000万人のうち約4,000万人は「お酒を飲まない/飲めない」方であると推計しています。ライフスタイルの様々な変化に伴い、お酒に対する向き合い方も多様化が進み、従来の画一的なお酒の楽しみ方に不満を感じる人や自分のペースで心地よい時間を楽しもうとする人が増えているとみています。
PR Times
「お酒を飲まない/飲めない」方向けにビール会社が、商品開発をするのだから、面白い話です。