わびさびのある映画(邦画)のランキングを作りました。ここでは、 感動する映画 実話感動映画 コメディ映画 ミステリー 恋愛映画 に記載の映画は省いてあります。
「わびさび」とは、漢字では、「侘び寂び」と書いて、日本の美意識の1つです。貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさを言います。
【映画情報】:映画.com
【監督】:是枝裕和
【出演者】:前田航基、前田旺志郎、夏川結衣、阿部寛、原田芳雄、樹木希林
【コメント】:どのシーンも、ものすごく間が良くて、リアルでした。全ての演者さんの演技が、自然で、ずっと見ていたくなるようでした。以前見た時は、それほど良いとは思わなかったのですが、久しぶりに見て、感激しました。
【映画情報】:MOVIE WALKER
【監督】:小泉堯史
【出演者】:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成
【コメント】:80分しか記憶の持たない天才数学者と家政婦とその息子の三人の話です。家政婦が、数学者と交流する中で、数学に興味を持っていくところが、とても面白味がありました。一方、数学者も、服にメモを貼りつけ、必死に記憶を留めておこうとします。三人の和気あいあいとした雰囲気が、心温まります。
【映画情報】:公式サイト
【監督】:松岡錠司
【出演者】:小林薫、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、余貴美子、筒井道隆、菊池亜希子
【コメント】:オムニバス形式ですが、それぞれの話が、連動していて、一つにまとまります。マスターの小林さんが、良い味を出しています。東日本大震災の話も出て来て、シリアスな一面もあります。この深夜食堂に集まる人々の気持ちが分かるような気がします。
【映画情報】:公式サイト
【監督】:松岡錠司
【出演者】:小林薫、河井青葉、佐藤浩市、池松壮亮、多部未華子、余貴美子
【コメント】:喪服からスタートして、各エピソードを掘り下げて行きます。色々な話が、続けて出て来ますが、どれも狙いがはっきりしていて、色々思うところがあります。コミカルなシーンやホロリとするシーンも、あります。
【映画情報】:ウィキペディア
【監督】:山田洋次
【出演者】:高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢、吉岡秀隆、ハナ肇、渥美清
【コメント】:高倉さんの実直な演技が、大好きです。倍賞さんと吉岡君との信頼関係を築いて行く様が、とても丁寧に描かれています。随所に問題が生じたりして、さらに打ち解けて行きます。個人的には、高倉さんが、小屋で、ハナ肇さんの差し入れの高級な夕食を食べるシーンが面白いと思います。
【映画情報】:映画.com
【監督】:是枝裕和
【出演者】:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、國村隼
【コメント】:子供の取り違えの話ですが、福山さんの上司の國村さんの提案が、とても印象的でした。その言葉が先に浮かんで、作った作品のようだとも思うほどです。本当に難しい問題なので、この映画でも、答えは、出ませんが、作中の医師の話では、交換することが多いそうです。
【映画情報】:映画.com
【監督】:沖田修一
【出演者】:高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛
【コメント】:序盤は、ちょっと変わった大学生の生活を描いていますが、数年後の実際の事件をモチーフにして、物語が、一気に動きます。大学生の時と、大人になった時の話が、交互に出て来て、それが、とても効果的だったと思います。結構切ない話でした。
【映画情報】:映画.com
【監督】:周防正行
【出演者】:役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり、草村礼子
【コメント】:社交ダンスが、とても優雅で、安心してみていられます。見せ場も、しっかりしていて、面白いシーンも、多々あります。細部にもこだわっているので、クスッと笑える場面もあります。