「アップサイクル」とは、従来のリサイクルやリユース、リメイクのように、単に素材の原料化・再利用とは違い、元の製品よりも次元・価値の高いものを創り出すことを言います。サスティナブル(持続可能)なモノ創りの一つです。アップサイクリングとも呼びます。英語では、「upcycle」と言います。
アパレルメーカーから、余剰在庫を買い取って、加工工場で、ブランドタグを付け替えて、新たなブランド名「Rename」を付けて、再販するビジネスモデルです。アパレル廃棄を避けて、ブランドの価値を損ねないことが、目的です。高品質のアパレル商品を多様な人々に提供できます。
BEAMS JAPANは、デッドストック商品を中心に、古着やリボンなどを取り混ぜながら、手仕事でアップサイクルを行い、付加価値をつけて、一点もののアイテムを創出しています。その新しいブランドが、「BEAMS COUTURE」です。
【公式サイト】:BEAMS COUTURE
1992年、横浜市は、「赤レンガ倉庫」を買い取り、「港のにぎわいと文化を創造する空間」をコンセプトに、屋根・外壁のアップサイクルを行って、2002年に商業施設として、赤レンガパークを開業しました。
【公式サイト】:赤レンガ倉庫
変色や欠損により、市場に出せない規格外の食材をスナックにアップサイクルしています。
【公式サイト】:スナックミー
VVV-Craftは、アップサイクルに関するワークショップを開催しています。主に、廃プラスチックから、バッグやポーチを作っています。
【公式サイト】:VVV-Craft
廃タイヤチューブから鞄を作っています。
【公式サイト】:SEAL
廃棄される消防ホースや野外掲示の横断幕からバッグや財布などを作っています。
【公式サイト】:UPCYCLE LAB
首都高速道路株式会社が、道路工事などに使用した横断幕をバッグなどにアップサイクルしています。
【公式サイト】:HATARAKU TOTE
廃棄されたビニール傘をバッグにアップサイクルしています。
【公式サイト】:PLASTICITY
気仙沼港発祥の廃棄されるメカジキの角をアップサイクルしたデニムです。
【公式サイト】:メカジキデニム
キッチン用品や家具などを販売するD&DEPARTMENT PROJECTが、2014年に立ち上げたブランドです。全国の布地のデッドストックをアップデートして、トートバッグや靴箱を作っています。
【公式サイト】:FROM LIFESTOCK
コスメキッチンが、海洋プラスチックゴミから、リサイクルポリエステルフィラメント糸を開発して、バッグを作っています。
【公式サイト】:SUSTAINABAG
NIKEが、工場の廃棄物から作った糸などを使用して、サスティナブル素材のシューズなどを作っています。
【公式サイト】:NIKE
浜松市伊佐地町にオープンした「UPCYCLE STUDIO」は、保育園だった建物をリノベーションして、遊具をペンチやテーブルにアップサイクルし、廃材はインテリアに再利用しました。
【公式サイト】:UPCYCLE STUDIO
URBAN RESEARCHは、使用済みの木製ハンガーをアップサイクルする「Re:hanger」事業をスタートさせました。
【公式サイト】:URBAN RESEARCH
服のアップサイクルを手がけています。
【公式サイト】:MALION VINTAGE
「特定非営利活動法人 NEWSED PROJECT」が運営するアップサイクルプロジェクト。廃材を利用して、小物を作成しています。
【公式サイト】:NEWSED
廃材をアップサイクルして、家具を制作しています。
【公式サイト】:gleam
クリエイティブユニットの「カエルデザイン」と、リハビリ型就労スペース「リハス」を利用する様々な障がいを持つ人たちがパートナーとなり、マイクロプラスチックなどの海洋プラスチックを回収し、アクセサリーに加工するアップサイクルブランド「カエルデザインwithリハス」。売上の一部は海洋ゴミの調査や環境保全団体に寄付されています。(公式インスタグラムより)
【公式サイト】:カエルデザインwithリハス
MOTHERHOUSEは、使用済みのバッグを解体して、新たな商品にアップサイクルする事業を始めました。
【公式サイト】:MOTHERHOUSE