2023年の流行語のトレンドランキングです。「蛙化現象」「好ハオ」「きまZ」「知らんけど」「大丈夫そ?」「ちゅき」「しごでき」「だるぅ」「かわちい」「うちゅくしい」が、ランクイン。意味と由来をご紹介。
蛙化現象は、グリム童話の「カエルの王さま」が由来で、恋愛の突然の心変わりを表す言葉です。
「カエルの王さま」では、王女がカエルを気持ち悪がりますが、カエルが王子様の姿に変身して、ハッピーエンドになる話です。
蛙化現象は、元々、好意を持っている相手が、自分に好意を持っていることがわかると、急に相手に嫌悪感を感じてしまうことを表していました。
しかし、最近、SNSなどで流行語になった蛙化現象は、相手の嫌な面を見た時に、急に相手に幻滅して、好意がなくなってしまう意味を表しています。
この新しい意味が、共感を集めて、流行語の1位になったようです。
中国語の「好(ハオ)」が由来です。
普通の「好き」と同じように、自分の好きなものなどを紹介する際に用います。
派生して、「ハオい」という表現もあります。
「気まずい」の意味です。
SNSを中心に、多用されています。
両手を顔と胸の前で、並行にして、アルファベットの「Z」を表す「きまZポーズ」も流行っていて、写真撮影の定番ポーズとなっています。
YouTuberウチら3姉妹のとうあが、パソコンで、誤入力したことが由来です。
元々、関西の方では、よく使われていた言葉です。
色々言った後に、自信がない時は、最後に「知らんけど」を付け足すと、責任逃れができるそうです。
男女2人組のYouTuberパパラピーズのタナカガが広めた言葉です。
相手に、大丈夫かどうかを確認する時に使用します。
普通に「好き」を言い換えた言葉です。
舌足らずな表現にして、かわいらしさを強調します。
ネットの伝説的クソ漫画「ポプテピピック」で、ポプ美が、「私のこと、どれくらい好きか教えて」と尋ねて、ピピ美が、「いっぱいちゅき」と答えたのが、由来です。
この漫画としては、珍しく純粋なセリフだったことで、話題になりました。
「仕事ができる」という意味です。
仕事以外にも、周りの人への気遣い・気配りができる人にも、用いられます。
元々は、夜のお仕事の世界の言葉で、女性客への配慮や気配りのできるホストに対して、女性客が、使ったのが、発祥です。
女性2人組のYouTuberの平成フラミンゴの口癖です。
普通に、「かわいい」と同じ意味を表しています。
TikTokやYouTubeなどで、インフルエンサーが、用いて、浸透しました。
普通に、「美しい」と同じ意味を表しています。
TikTokやYouTubeなどで、インフルエンサーが、ファンションの紹介に用いて、浸透しました。
YouTuberなどのインフルエンサーが、発祥の言葉が多いです。
そこから出発して、自分たちも、SNSで用いて、流行語になる。
今回の特徴としては、幼児の言葉のようなのが、比較的多くあります。