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コロナワクチン副反応比較(副作用、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ノババックス)

はじめに


コロナワクチンでは、血栓、アナフィラキシーなどの副反応(副作用)により、死亡する例なども出ています。ここでは、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ノババックス製のワクチンの副反応(副作用)をまとめました。接種のご参考にしてみてください。


河野大臣からのワクチンの副反応についてのメッセージ



ファイザー製ワクチンの副反応(副作用)


ワクチンの副反応(副作用)の情報

予防接種の実施に関するアメリカの諮問委員会によりますとファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンを接種したおよそ99万7000人のうち1回目の接種では▽接種部位の痛みを訴えた人が67.7%、▽疲労が28.6%、▽頭痛が25.6%、▽筋肉痛が17.2%、▽発熱が7.4%、▽関節の痛みが7.1%、▽悪寒と吐き気がそれぞれ7%、▽腫れが6.8%で報告されました。

副反応
出典:NHK
重いアレルギー

重いアレルギー反応も報告されています。接種が始まってから1月18日までにアメリカで行われた994万3247回の接種について調べた結果、50件で「アナフィラキシー」と呼ばれる重いアレルギー反応が確認されたということです。20万回の接種につき1.0057件の割合で確認された計算になります。▽症状が出た人の年齢は26歳から63歳で中央値は38.5歳、▽94%が女性でした。また、▽74%が接種から15分以内に、▽90%が30分以内に症状が出たとしています。80%は、過去に薬や食べ物などでアレルギー反応が出た経験があったということです。

アナフィラキシー

アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンでは、2020年12月23日までに1回目の接種を受けたおよそ190万人のうち21人。アメリカの製薬会社モデルナのワクチンでは、2021年1月10日までに1回目の接種を受けたおよそ400万人のうち10人。症状が出た人の中ではふだんから何らかのアレルギーがあった人が多く、経過が分かっている人は全員が回復したということです。アナフィラキシーは重大な副反応ですが、エピネフリンを注射するなど、すぐに対応すれば命に関わることはないとされています。厚生労働省はウェブサイトで、「接種後にもしアナフィラキシーが起きてもすぐに対応が可能なよう、予防接種の会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています」と説明しています。

アナフィラキシー
出典:NHK
死亡例

臨床試験に参加したおよそ4万人のうち、死亡したのはワクチンを接種した人で2人、ワクチンに似せた偽の薬、プラセボを投与された人で4人で論文の中では「接種に関連した死亡はないと考えられる」としています。厚生労働省は、優先してワクチンの接種を受ける医療従事者を対象に接種後の副反応を調べるための研究班を立ち上げていて、データを定期的に公表する方針を示しています。新型コロナウイルスのワクチンは接種が始まってから時間がたっておらず、長期間にわたる安全性が分からないため、専門家は注視を続ける必要性を強調しています。


モデルナ製ワクチンの副反応(副作用)


アメリカCDCが、モデルナ社製ワクチンを接種した約198万人とファイザー社製ワクチンを接種した約166万人の被接種者における副反応を、4月5日報告しています。

この報告によると、両ワクチンの副反応は接種の翌日に最も頻度が多く、モデルナ社製ワクチンの方が頻度がやや高い傾向にあります。1回目接種においては、接種部位の疼痛がモデルナで約71%、ファイザーで約64%、倦怠感、頭痛、筋肉痛が両ワクチンとも約20%に、悪寒や発熱がモデルナで約10%、ファイザーで約7%に報告されています。2回目接種においては、接種部位の疼痛はモデルナで約78%、ファイザーで約67%に、倦怠感、頭痛、筋肉痛がモデルナで約50%、ファイザーで約40%に、悪寒や発熱がモデルナで約40%、ファイザーで約20%に報告されています。65歳以上と65歳未満を比べると、65歳以上の方がいずれの副反応の発生頻度も低かったと報告しています。


出典:山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

モデルナ製ワクチンの副反応
出典:山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

アストラゼネカ製ワクチンの副反応(副作用)


血栓について

アストラゼネカとJ&Jの新型コロナウイルスワクチンで、接種後に非常に稀な血栓が発生したと報告されている。血栓には、脳静脈洞血栓症(CVST)と呼ばれるタイプの血栓も含まれ、血小板減少を伴う。

米CDC(疾病対策センター)の委員会は、J&J製ワクチン接種後に血栓を発症した症例について分析しており、米FDA(食品医薬品局)はその結果を検討する。両機関は、欧州の当局と同様に、この血栓症は極めて稀であると説明している。

EMA(欧州医薬品庁)のワクチン副反応監視システムには、4月4日時点で、脳の静脈に血栓ができるCVSTの報告が169件、腹部の静脈に血栓ができる内蔵静脈血栓症(SVT)の報告が55件寄せられている。

過去3カ月の間、アストラゼネカ製ワクチンは英国と欧州経済領域で計3400万回接種されている。EMAの安全性委員会は、寄せられた報告のうち62例のCVSTと24例のSVTについてレビューを行った。このうち18例は死亡に至っており、ほとんどの症例は1回目の接種から2週間以内に発生している。

ドイツの予防接種当局は、アストラゼネカのワクチンを接種後、16日以内に20~59歳の女性で29例のCVSTが報告されたが、これは同期間に予想されるCVSTの発生と比較して20倍高かったと述べた。ドイツ保健省は、通常予想されるCVSTは1~1.4件としている。

血栓の原因

原因は調査中だが、ワクチンが稀に特殊な抗体の発生を誘発する可能性が指摘されている。今のところ、年齢や性別といったリスク因子は特定されていない。

独グライフスヴァルト大の研究者らは、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に掲載された論文の中で、ワクチン接種後に起きる血小板減少を伴う血栓を「ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症」と呼び、ワクチンを接種したことでつくられた抗体が発症の引き金になっている可能性があると結論付けている。

ノルウェーの研究グループも、同じくNEJMに掲載された論文で、同様の結論を発表した。

グライフスヴァルト代のアンドレアス・グレイナッハー氏は、ワクチン接種を受けた大多数の人は血栓や血小板減少を発症しなかったのに、ごく一部の人でそれが見られたのはなぜなのか、理由の手がかりを探している。


出典:AnswersNews


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