田村憲久厚生労働相は14日、米ファイザーと新型コロナウイルスワクチン5000万回(2500万人)分の追加供給を受ける契約を正式に結んだと発表した。同社と契約済みの調達数は計1億9400万回分(9700万人分)となる。今回の5000万回分は9月までに受け取る。田村氏は「かなりの国民の分が供給できる」と期待を示した。
日本経済新聞
欧米の製薬会社、モデルナとアストラゼネカの新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省は21日、有効性や安全性が確認されたとして正式に承認したと発表しました。モデルナのワクチンは来週24日に開設される大規模接種センターなどでの使用が予定されています。
NHK
ノルウェー政府は12日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を完全に打ち切ると明らかにした。接種後、血栓や脳出血などの重症例が出たため、3月から使用を見合わせており、その後、政府の諮問委員会が使用を取りやめるよう勧告した。ロイター通信が伝えた。
毎日新聞
イギリスの製薬大手アストラゼネカも、すでに国内の治験のデータを提出していて、厚生労働省は今月20日に専門家部会を開いて、2社のワクチンの承認の可否を同時に判断する方向で、最終的な調整を進めています。
NHK
欧米の製薬会社、モデルナとアストラゼネカの新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省は21日、有効性や安全性が確認されたとして正式に承認したと発表しました。モデルナのワクチンは来週24日に開設される大規模接種センターなどでの使用が予定されています。
NHK
武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は12日、読売新聞のインタビューに応じ、国内向けの輸入や流通を担う米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、「承認され次第、すぐに(接種会場に)届ける準備は整っている」と述べた。モデルナ社製ワクチンは、近く政府の特例承認を受ける見通しだ。ウェバー氏は東京、大阪の大規模接種会場への流通を当面優先し、その後に全国の医療機関へ拡大する考えを示した。
読売新聞
武田薬品工業は10日、米モデルナ製の新型コロナワクチンの国内における臨床試験結果を医薬品医療機器総合機構に提出したと発表した。試験結果は安全性と有効性が示されたとしている。日本政府は5000万回分を調達することでモデルナと合意している。日本経済新聞によると、厚生労働省は20日にも専門部会で承認の可否を判断する方向で調整に入った。田村憲久厚労相は、早ければ5月中に承認できると語っていた。武田によると、試験は28日間隔で0.5ミリリットルを2回接種。被験者の100%に結合抗体と中和抗体の上昇が確認された。重大な安全性の懸念は報告されなかったという。武田は承認後、速やかに供給を開始するとしている。
REUTERS
(菅総理大臣は、)「医療機関に勤務している医師や看護師の方々が兼業して接種を手伝うこと、さらに歯科医師の協力を得ることも進めていく。先日、アメリカを訪問した際にファイザー社のCEOと協議した結果、新たに9月末までに5000万回分のワクチンが追加されることとなった。さらに来年分としてモデルナ社やノババックス社と合計2億回分の供給を受けることを前提に協議を進めている」と述べました。
NHK
米バイオ医薬品会社ノババックスは10日、インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンの混合ワクチンが前臨床試験で双方のウイルスに対する機能的な抗体を産生したと発表した。混合ワクチンはA型およびB型インフルエンザに対して強い免疫反応を示したほか、新型コロナウイルスに対しても保護機能を発揮したという。同社幹部は「季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの混合ワクチンは、新たに出現する新型コロナ変異株に対抗するために重要となる」と述べた。ハムスターに混合ワクチンを接種させた実験によると、1回目の接種から2週間後の抗体レベルが新型コロナワクチンのみを接種した場合よりも高く、2回目の接種後も大幅に上昇したという。2021年末までに混合ワクチンの臨床試験を開始する予定。
Newsweek
(菅総理大臣は、)「医療機関に勤務している医師や看護師の方々が兼業して接種を手伝うこと、さらに歯科医師の協力を得ることも進めていく。先日、アメリカを訪問した際にファイザー社のCEOと協議した結果、新たに9月末までに5000万回分のワクチンが追加されることとなった。さらに来年分としてモデルナ社やノババックス社と合計2億回分の供給を受けることを前提に協議を進めている」と述べました。
NHK